力石 兄・矢吹に続けず...試合前の恐怖心告白「自分に負けちゃった」 少年院出所後はボクシング熱中

2025年5月29日(木)5時0分 スポーツニッポン

 ◇IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦12回戦 同級1位 エドアルド・ヌニェス(メキシコ) 判定 同級3位力石政法(大橋)(2025年5月28日 横浜BUNTAI)

 力石はヌニェスの攻勢を止めることができず「世界の壁は高い」と言葉を絞り出した。序盤はフットワークでかわしたが、「4回ぐらいから足の動きが極端に重くなって」防戦一方に。世界初挑戦で「試合前に恐怖心があった。自分に負けちゃった」と明かした。

 複雑な家庭に育ち、生活が荒れて少年院で2年過ごした。出所後はボクシングに本気で取り組み「あしたのジョー」の力石徹にちなんだリングネームで世界の舞台に立ったものの、IBFフライ級王者の兄・矢吹正道(LUSH緑)との兄弟世界王者はお預け。「足を引っ張って申し訳ない」とうなだれ、今後についても「泥を塗ってしまって、今は何も言えない」と話した。

スポーツニッポン

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