混沌とする世界バンタム級の勢力図...鍵を握るWBA休養王者が警戒する相手は!?

2025年5月29日(木)22時59分 スポーツニッポン

 WBA世界バンタム級王者の堤聖也(29=角海老宝石)が、元日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン氏(44)のYouTube「前向き教室」に出演。堤が休養王者となったことで今後予想される対戦カードを探った。

 WBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が圧勝防衛。「ベルトをもう1本」と、統一戦を示唆した。

 堤は「僕なんですよ」と自らが武居の標的だと認めた。ただ、堤は左目の手術を受けて休養王者となった。「(復帰しても)武居選手も俺ももう1試合やらないといけない」と話した。

 武居はWBOの指名挑戦者が待つ。堤はWBA正規王者に昇格したアントニオ・バルガス(28=米国)と決定戦を行う可能性が高い。

 さらに混沌とするのは、バルガスの挑戦者として堤が2度対戦した比嘉大吾(29=志成)の名前が挙がっていること。もし試合が実現して比嘉がバルガスに勝てば3度目の対戦もある。

 そこにWBC王者の中谷潤人(27=M・T)とIBF王者の西田凌佑(28=六島)の統一戦後に勝者がベルトを返上した場合、那須川天心(26=帝拳)もベルトに絡んでくる。

 堤は「お互いケガなく次戦をクリアすればその次やるんじゃないかな」と、武居との統一戦を自ら予想した。

 バルガス、比嘉、天心とも対戦の可能性はあるが「天心はやりずらいと思う」と、バンタム級に今後絡んでくる選手の中では天心を最も警戒した。

スポーツニッポン

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