まるでゲームのよう?…ザルツブルク、ソーシャルディスタンス遵守の優勝セレモニーが話題に
2020年5月30日(土)12時43分 サッカーキング
決勝は例年通り、『ヴェルターゼー・シュタディオン』での開催となったが、新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、試合は無観客のなか行われた。しかし、屋外で車に乗りながら映画を楽しめる「ドライブインシアター」でも試合は中継され、多くのザルツブルクのサポーターがそこに集結。車に乗り、“ソーシャルディスタンス”を守りながら、観戦を楽しんだ。さらに集まったサポーターは試合後、車のクラクションを一斉に鳴らす、というユニークな方法で愛するクラブの優勝を祝った。
一方で優勝セレモニーも見慣れない光景に。セレモニーのシートには一定間隔を空けた円が描かれ、選手たちはその上をジャンプしたり踊りながら優勝を祝ったが、このシュールな光景にTwitter上の反応は様々だ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のジュゼッペ・パストーレ記者は、「(『籠の中の乙女』などの)ヨルゴス・ランティモス監督の映画と水中コレオグラフィーの中間」と形容。また、とあるリーベル・プレートのサポーターは、「『ウイニングイレブン2002』のセレブレーションのようだ」とコメントを残している。