【オリックス】右手首打撲で離脱中の太田椋「厳しいんじゃないですか…」最短10日での復帰は見送りへ
2025年5月30日(金)5時0分 スポーツ報知
最短での1軍復帰が厳しくなったオリックス・太田
オリックス・太田椋内野手(24)が、再登録が可能となる31日の西武戦(ほっと神戸)での1軍復帰を見送られることが29日、確実となった。18日の西武戦(ベルーナD)で死球を受け、右手首の打撲で21日に出場選手登録を抹消。27日にはティー打撃を行ったものの、本格的な打撃練習は再開しておらず、完治を優先させることになりそうだ。
この日は大阪・舞洲で休日を返上。「体を動かさないと、気持ち悪い感じがあった。運動量は試合に出ている時よりは落ちているので、そこを確保しながら」と軽めのジョギングやトレーニングで調整した。「僕自身は早く(1軍に)戻りたい」と前向きだが、あくまでも万全で復帰することが大事。「まあ(31日の復帰は)厳しいんじゃないですか」と冷静に現状を受け止めた。30日は舞洲で全体練習が行われるが、別メニューで室内での打撃練習などを予定。「どれくらい打てるのかを確認します」と慎重さも崩さなかった。
離脱直後、岸田監督は「痛み次第にはなるけど、そんなに(復帰まで)長くはかからないと思う」と説明。7年目の今季は打率3割2分3厘、4本塁打、20打点の好成績をマークしていただけに、太田本人は「やっぱり悔しいですね。全試合に出たいと思っていたので」と正直に打ち明けた。今後は回復具合を見ながらファームで実戦に出場し、6月上旬の復帰を目指す見通しだ。