【まるがめボート SGオールスター】秋山敏夫の“イイ値”は守田俊介 すでに完調宣言

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　ボートレースまるがめのSG「第52回ボートレースオールスター」はいよいよセミファイナル、準優3番勝負を迎える。「イイ値」担当の秋山記者は9Rの守田俊介（49＝滋賀）を指名。2コースから鋭く差して峰竜太を倒すか。

　オール舟券貢献の走りで準優に乗ってきた。“見た目”の実戦気配は◎。ただ、2日目までは「乗り心地や出足、ピット離れも含めてまだ半信半疑だった」と振り返る。確信が持てたのは3日目11Rだった。5コースから狭いスペースをズバッと割って2着を確保したレースだ。

　「あんな（狭い）ところに入れたし、1マークは凄いターンができた。少し直線寄りだったのが、しっかり出足型にシフトできている。チルトも含めてうまく調整できたと思う。自分好みの足になってきましたね」

　どちらかといえば辛口ジャッジの守田がこう言うのだから、もう完調宣言と受け取っていい。予選ラストの4日目5Rも2コースから差し遅れたように見えたが、グリッと前に押して2着をもぎ取った。

　ダービー2Vの実績を持つ守田だが、近況のSGでは結果を出せていない。優出は21年3月の福岡クラシック（3着）以来、遠ざかっている。「参加しているだけだったし、壁が厚かった。今節は出足も来ているし、エンジンも良かったのでいいリズムで来ていますね」。ファン投票で選んでもらったという思いもあり、今節は気合も十分入っている。足負けしない時の守田は間違いなく買い！天才肌の男が峰の内懐を鋭く突く。

　【秋山の買い目】準優9R。峰のインは確かに強敵だが、出足が仕上がった守田が差す。絞らずに＜2＞＜1＞流し。

　◇秋山　敏夫（あきやま・としお）記者席で中道さん、安岐真人さんの顔を見るとブルーナイター以前のまるがめ担当だった頃を思い出す。両御大、強かったです。