マルセロやキミッヒよりも?  アクラフ・ハキミの驚異的な成績

2020年6月3日(水)21時27分 サッカーキング

ドルトムントで飛躍するアクラフ・ハキミ[写真]=Getty Images

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 現在レアル・マドリードからドルトムントに期限付き移籍しているモロッコ人DFのアクラフ・ハキミは今季これまで、ブンデスリーガとチャンピオンズリーグを合わせて9ゴール10アシストを記録し、ディフェンダーながら驚くべき成績を残している。スペイン紙『マルカ』によると、その活躍はレアル・マドリードDFマルセロやバイエルンDFジョシュア・キミッヒをも凌ぐという。

 ハキミはレアル・マドリード在籍時、同ポジションのダニエル・カルバハルの存在により十分な出場機会を得ることができず、2018年にドルトムントに期限付き移籍していた。

 ドルトムントでの活躍の要因としては、ルシアン・ファーブル監督が3−4−3のシステムに移行したことで、より攻撃的なプレーができるようになったことがあげられる。

 今季の9ゴール10アシストという数字は、2009−10シーズンに3冠を達成したインテルで活躍したマイコン(現クリシューマEC)が残した19ゴールという数字に匹敵するものだ。また、ディフェンダーでは 2009−10シーズンに4ゴール18アシストを記録したダニエウ・アウヴェス(当時バルセロナ、現在はサンパウロに所属)だけが唯一ハキミの成績を上回っている。アウヴェス、マイコン、ハキミに続くのは2017−18シーズンのジョシュア・キミッヒ、2018−19シーズンのジョルディ・アルバ、同じく18−19シーズンのトレント・アレクサンダー・アーノルド、2012−13シーズンのフィリップ・ラーム、2016−17シーズンのマルセロ、同じく16−17シーズンのダニエル・カルバハルとなっている。

 今季はブンデスリーガでまだ5試合を残すハキミだが、ダニエウ・アウヴェスの記録を抜くことができるか注目が集まっている。なお、代理人によるとハキミは今夏、レアル・マドリードに戻る意思があるという。

サッカーキング

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