アロンソ、今もオーストラリアのクラッシュによる影響に苦しむ「手首の骨も靭帯もひどい状態」

2022年6月4日(土)9時21分 AUTOSPORT web

 アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、F1第3戦オーストラリアGP予選でのクラッシュの影響で、今も手首の痛みを抱えていると明かした。治るには数カ月かかる見込みだという。


 オーストラリアの予選中、マシンにハイドロリック系のトラブルが発生、アロンソはウォールに激しくヒットした。その際にアロンソは手首を傷めてしまった。


 モナコGPでもアロンソは手首に青い包帯を巻いていた。F1のハードスケジュールにより、治すのが難しいのだという。

2022年F1第7戦モナコGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)


「オーストラリア以降、今も、骨、靭帯、腱、すべてがひどい状態だ」と40歳のアロンソは明かした。


「あと2、3カ月は必要だ。手術はできない。何もやれることはないんだ。ただ安静にしているしかない」
「2週間ごとに運転しなければならないからね。(できるだけ)家で休むようにしているが、(治るには)数カ月はかかるだろう」


 リザーブドライバーのオスカー・ピアストリに代役を頼んで一時レースを休むという案については、アロンソは「チームは何が何でもポイントが必要なんだ」と述べている。

2022年F1第7戦モナコGP フェルナンド・アロンソとオスカー・ピアストリ(アルピーヌ)

 モナコGP終了時点で、アルピーヌは40ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権で6位。5位のアルファロメオをわずか1ポイント差で追っている。今年アロンソにはトラブルなど不運が続き、思うようにポイントを稼げずにいるが、モナコでは7位に入り6ポイントを獲得した。



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