スーパーGT第3戦鈴鹿の暫定決勝結果が改訂。優勝はWedsSport ADVAN GR Supraに

2023年6月4日(日)20時53分 AUTOSPORT web

 6月4日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT第3戦鈴鹿の決勝レースは、59周目に日立Astemoシケインの入口で発生した大きなクラッシュにより終了となり、GT500クラスはNiterra MOTUL Zが優勝という暫定結果が18時00分付けで出されていたが、大会審査委員会は20時40分付けで、暫定結果の改訂版を発表し、WedsSport ADVAN GR Supraが優勝という結果となった。


 この日開催されたスーパーGT第3戦鈴鹿は、序盤からGT500クラスでも熾烈なトップ争いが展開されてきたが、59周目に日立Astemoシケインの入口で発生したMOTUL AUTECH ZとBamboo Airways Lamborghini GT3のクラッシュにより、レースは赤旗中断となった。


 その後コース内の施設の補修ができず、15時40分をもってレースは赤旗終了となったが、18時00分の時点でNiterra MOTUL Zが優勝、WedsSport ADVAN GR Supraが2位、au TOM’S GR Supraが3位という暫定結果が出されていた。


 ただ、この第3戦は450kmレースということもあり、2回の給油をともなうピットストップが義務づけられていた。59周の時点でNiterra MOTUL Zは2回の義務をこなしていなかったことから、スポーティングレギュレーション第14条1.に基づき、GT500クラスに参戦するNDDP RACING、NISMO、ARTA以外の10チームから抗議が出され、大会審査委員会が抗議を受理したことが公式通知No.38で告知され、さらに20時30分付けの公式通知No.39では、これが正当であると認められた。


 その後、20時40分付けで大会審査委員会はNo.14のリザルト改訂版を出した。ここではNiterra MOTUL Zについて、「競技結果に60秒加算(2023 GTAブルテンNo.028-S 4.「決勝レース中に2回の給油を行わなかった」)決勝レースが赤旗中断・中止により2回の給油義務が行えなかった為、ピットイン+給油相当時間を60秒とした」とするペナルティが課されている。


 この結果、スーパーGT第3戦鈴鹿の決勝結果は、20時40分時点での暫定結果ながら、WedsSport ADVAN GR Supraが優勝。2016年第6戦タイ以来となる優勝を飾った。2位はau TOM’S GR Supra、3位はMARELLI IMPUL Zという結果に。Niterra MOTUL Zは60秒加算で4位という結果に変更された。

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