LASK中村敬斗獲得に消極的?オランダ王者フェイエノールト幹部が注目発言

2023年6月8日(木)5時43分 FOOTBALL TRIBE

中村敬斗 写真:Getty Images

 元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツからステップアップ移籍が噂されている。今月に入ってオランダ1部王者フェイエノールトからの関心も報じられる中、同クラブ幹部が中村獲得の可能性について語った。


 中村は2021年8月にG大阪からリンツへ完全移籍。2021/22シーズン途中から出場機会を確保すると、昨年8月にリンツとの契約を2025年6月まで延長。2022/23シーズンはオーストリア1部リーグで31試合に出場して14ゴール7アシストをマーク。攻撃陣の主力選手としてチームをけん引したほか、今年3月には日本代表デビューを果たしている。


 その中村の去就について、英メディア『スカイスポーツ』オーストリア版が先月に「フランクフルトがすでに中村の獲得を決めている」と報道。移籍金500万ユーロ(約7億5000万円)での獲得が濃厚とみられていたが、今月はじめに「フェイエノールトの獲得候補に入った」とオランダ国内で報じられている。


 またベルギー紙『ヘット・ラーツテ・ニウス』は6日、中村の移籍先候補に挙がっているクラブの動きを整理。「フェイエノールトとベルギー1部KRCヘンクが獲得オファーを準備している。PSVアイントホーフェンとフランクフルトも中村に興味を示していると言われていたが、今のところ具体的に動いているのはフェイエノールトとヘンクのみだ」としている。


 そんな中、フェイエノールトのゼネラルマネージャー(GM)であるデニス・テ・クローゼ氏は今年夏の補強計画に言及。オランダ紙『アルヘメン・ダフブラット』のインタビューで「ウサマ・イドリシが(レンタル移籍期間満了に伴い)セビージャに戻らなければならない。可能ならば、左サイドのアタッカーを獲得したい」と補強ポジションを明かした一方、中村獲得の可能性については「素晴らしい選手だが、現時点では(獲得リストで)第一候補ではない」と消極的な姿勢だ。


 フェイエノールトはオランダ1部リーグを11度制した強豪。2022/23シーズンは序盤から順調に勝ち点を積み重ねると、昨年9月18日のPSVアイントホーフェン戦を最後にリーグ戦で負けなし。今年2月12日のヘーレンフェーン戦からリーグ戦12連勝により、PSVやアヤックスを退けて6シーズンぶりとなるリーグ制覇を成し遂げている。

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