シャフタールのブラジル代表ネレスにユーヴェが関心…1月にウクライナ移籍もプレーできず

2022年6月13日(月)19時8分 サッカーキング

1月まではアヤックスでプレーしていたネレス [写真]=Getty Images

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 ユヴェントスがシャフタールに所属するブラジル代表FWダヴィド・ネレスの獲得に興味を示しているようだ。12日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在25歳のネレスは、母国のサンパウロの下部組織出身。サンパウロのトップチームを経て、2017年1月にオランダの名門アヤックスに加入。加入から2年連続で二桁ゴールを記録し、チャンピオンズリーグ(CL)の舞台では欧州屈指の名門であるレアル・マドリードやユヴェントスからゴールを奪うなどブレイクを果たし、アヤックスでは公式戦180試合に出場し47ゴール41アシストを記録した。その後は負傷離脱を繰り返し、徐々にチームでの出場機会を減らすと、今年1月にウクライナのシャフタールへ移籍していた。しかし、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で、移籍後は一度もピッチに立つことができず、国外への退避を余儀なくされていた。

 そんなネレスの獲得にユヴェントスが興味を示しているようだ。すでにアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラや、イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキの退団が決定しているユヴェントスは、来シーズンに向けて前線に新戦力を加えることを望んでおり、左右のウイングを主戦場とするネレスをこの度新戦力候補としてリストアップした模様だ。

 イタリア紙『トゥットスポルト』によると、すでにユヴェントスのクラブ関係者とネレスの関係者が接触しており、移籍に向けた交渉がスタートした可能性があるとのこと。ネレス本人もシャフタールへの移籍を後悔している様で、移籍に前向きだとも伝えられている。ネレスは1月に完全移籍でシャフタールに加入しているものの、国際サッカー連盟(FIFA)が3月に発表したウクライナリーグに所属する外国籍選手に対する移籍特例措置によって他クラブへの移籍が可能であり、移籍の可能性は低くないとされている。

 ネレスに対してはユヴェントスの他にもポルトガルのベンフィカが獲得に興味を示しているとも報じられている。果たしてネレス本人はどの様な決断を下すのだろうか。

サッカーキング

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