ル・マン24時間:可夢偉「タイトル争いのことは気にしていない」ターゲットは初優勝

6月14日(金)3時28分 AUTOSPORT web

 6月12日、現地時間16時から始まったフリープラクティスで走行が始まった第87回ル・マン24時間耐久レース。2018年のル・マンでは2位となったTOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタTS050ハイブリッドを駆る小林可夢偉は、初優勝に向けて暫定ポールポジションを獲得し初日を終えた。


 走行2日目となるサルト・サーキットは、不安定な天候だった1日目とは異なり晴天。どうやら雨の心配はなさそうで、ドライの予選2回目・3回目が行われる可能性が高いが、可夢偉はポールポジション争いについてはトラフィックの影響が大きいこともあり、「なるようにしかならないと思います」と語っていた。


 今季のル・マン24時間は、2018-19シーズンの最終戦ということもあり、マイク・コンウェイ/可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組の7号車はランキング2位で8号車を追う立場にある。8号車の中嶋一貴はチャンピオンシップを意識するコメントを残していたが、一方で可夢偉は「ポイントのことは、今は全然関係ないですね」と今回狙うものがル・マン24時間優勝であると語った。


「まったくタイトル争いのことは気にしていないです。逆に、チャンピオンはあげるから勝たせてほしいくらいです(笑)」と“らしい”コメントで集まったメディアを笑わせる。


 レース序盤からセンサーのトラブルがあり、苦境に立たされた中での2位だった2018年のレースの後は「正直『やり切った』感じしかないですね。悔しさとかはないです」という語っていた可夢偉。だが、今季こそ自分たちが……という思いが強いようだ。


「トラブルさえなければいけると思うんです。去年はトラブルがあって、あそこまでいけたのは良かったとは思います」と可夢偉。


 決勝に向けては「気持ち良く走れるクルマづくりができれば」というが、勝ちたい思いが「いきすぎるとダメですからね。難しいです」と耐久レースの難しさもしっかりと把握している。チャンピオンを意識する8号車と、ル・マン24時間初勝利が欲しい7号車。2台の異なる目標設定は、予選から興味深い展開を生むかもしれない。

予選1回目終了時点で暫定首位に立っている7号車トヨタTS050ハイブリッド
予選1回目終了時点で暫定首位に立っている7号車トヨタTS050ハイブリッド


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