九産大4番・菊池が意地の一発も、6年ぶりの4強逃し「悔しい気持ちの方が強い」

2024年6月14日(金)6時0分 スポーツニッポン

 ◇第73回全日本大学野球選手権第4日・準々決勝 九産大2−6早大(2024年6月13日 神宮)

 意地の一振りでアピールした。九産大は6年ぶりの4強進出を逃したが、8回にプロ志望の4番・菊池壮真捕手(4年)が左中間に本塁打を放った。2年連続の全国大会での一発。「点差もあったのでストレートが来ると思った。完璧でした」と読み通りだった。

 それでも自身のまずい守備があっただけに笑顔はなかった。2回2死一塁で盗塁を仕掛けられ、二塁への悪送球で三塁への進塁を許した。これが先制点につながり「あのミスで流れが早稲田に向かったので反省です」と肩を落とした。

 8安打は相手を上回ったが、チーム3失策が痛かった。菊池は「ミスがなかったらもっといいゲームができたかなというのはあります」と自戒を込めて言った。大久保監督は「守りをもう一回鍛え直さないといけない」と厳しい表情だった。

 目標だった4強入りを果たせず「悔しい気持ちの方が強い」と菊池。課題を胸にチーム全体のレベルアップを図る。

スポーツニッポン

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