フォース・インディアF1、チーム売却の報道を否定

2018年6月18日(月)13時3分 AUTOSPORT web

 フォース・インディアF1チームが売却されるといううわさが根強くささやかれているが、チーフオペレーティングオフィサー、オットマー・サフナウアーは確定的な事実は何もないとして、これを否定した。


 6月上旬にはエナジードリンクメーカーのリッチ・エナジーがチーム買収に近づいているという報道がなされた。The Telegraphは独占情報として、リッチ・エナジーのチーフエグゼクティブ、ウイリアム・ストーリーが、フォース・インディアを取得する手続きが近々完了するかもしれないと述べたと伝えた。


 しかしサフナウアーはロイターに対してそれを否定している。
「アプローチがあったのは間違いないが、(オーナーの)ビジェイ(・マリヤ)に尋ねたが、報道のような状況にはないと否定している」


 買収を考えている企業としては、チームのスポンサーであるBWTも推測に上っているが、サフナウアーはこれについても「彼ら(BWT)とビジェイは交渉を行っていたが、進展はなかったようだ」と打ち消した。


 一方、サフナウアーは、F1チームを買収したい企業にとってはフォース・インディアは有力な候補になるとの考えも示した。


「ランキング4位になる力があり、表彰台に上れるチームを買うことができるのだ。しかも資金はあまりかからない。F1に参入したい者は、チームを所有したいと考えるだろう。その場合、まずどこに目を向けるだろう。フェラーリ、メルセデス、レッドブルを買収することを考える者がいるだろうか」


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