守護神たる2本のPKストップ! U・シモンが“旅仲間”に感謝「今大会の始まり、その時から…」

2023年6月19日(月)11時37分 サッカーキング

“ヒーロー”になったGKウナイ・シモン [写真]=Getty Images

写真を拡大

 スペイン代表のGKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)が、18日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2022−23・ファイナルズの決勝戦クロアチア戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 UNL・ファイナルズの準決勝でイタリア代表を2−1で撃破したスペイン代表は、18日に行われた決勝戦でクロアチア代表と激突。“ラ・ロハ”は一進一退の攻防を繰り広げた末に、スコアレスのままPK戦に突入すると、U・シモンがPK2本をストップする大活躍を見せた。PK戦はサドンデスまでもつれたものの、5−4で勝利。ケガから復帰した“守護神”が、同大会初優勝に導いている。

 まず、U・シモンは「非常にタイトな試合になることは予想していた」と口にしつつ、「僕たちは、クロアチアのディフェンスが堅固なことを計算に入れていたから、カウンター攻撃にも対抗することができたよ。(ロビン・)ル・ノルマン、(アイメリク・)ラポルテ、ナチョ(・フェルナンデス)は、彼らが前線に擁する2台の戦車を止めたんだ」とアンドレイ・クラマリッチとブルーノ・ペトコヴィッチのCFを封じ込めたことが優勝を手繰り寄せた要因のひとつと語った。

 通算3度優勝のEUROとワールドカップに続いて、5つ目のメジャータイトルを獲得したスペイン代表。1年間に渡る戦いの果てに、ヒーローになった同選手は「PK戦にまでもつれ込むとは思わなかったけど、とにかくトロフィーを獲得したことが大切。ネーションズリーグの始まり、セビリアでのポルトガル戦だったと思うけど、その時から関わったすべての選手やスタッフに捧げたい」とともに旅した仲間に感謝の思いを巡らせている。

 今年3月に始動したルイス・デ・ラ・フエンテ政権下での初タイトルとなったスペイン代表は、1年後に迫るEURO2024ではどのような旅路を歩むのだろうか。

サッカーキング

「仲間」をもっと詳しく

「仲間」のニュース

「仲間」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ