ル・マン24時間:トヨタTS050ハイブリッドが優勝トロフィーとともにTMGに帰還

2018年6月21日(木)14時57分 AUTOSPORT web

 トヨタにとって通算20回目の挑戦となった2018年のル・マン24時間レースが6月16〜17日、フランスのサルト・サーキットで開催され、第86回大会の決勝レースでセバスチャン・ブエミ中嶋一貴フェルナンド・アロンソ組8号車トヨタTS050ハイブリッドが歴史的な勝利を飾った。悲願達成から3日が経ち、日本のモータースポーツファンの間でも未だに熱が冷めやまぬなか、20日、チームの拠点であるドイツ・ケルンのトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)に優勝マシンが帰還を果たした。


 僚友のマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組7号車トヨタTS050ハイブリッドとともに24時間レースを戦い抜き、見事ワン・ツー・フィニッシュを飾ったTOYOTA GAZOO Racing。そんなチームの前線基地であり、現場のオペレーションを担うTMGにフランス、ル・マンからウイニングマシンの8号車トヨタと優勝トロフィーを乗せたトランスポーターが到着した。


 公開された写真では、大勢のスタッフが集まるなかで姿をみせたトヨタ初のル・マンウイナーに拍手が贈られる様子や、間近でマシンを写真に収める光景、また巨大な優勝トロフィーを村田久武TMG社長やチームディレクターのロブ・ルーペンらが室内のコレクションエリアに運ぶ様子が覗える。
 
 このときの様子をTMGのスタッフがFacebookなどのSNSに投稿しており、メッセージには「ハードワークと努力の末に、優勝マシンとル・マン勝者の証がTMGに戻ってきた。この瞬間を長い間待っていたんだ!」と綴られていた。 


大勢のスタッフが待つなかトヨタのトランポがTMGに到着
トランポから優勝マシン、8号車トヨタTS050ハイブリッドが降ろされた
長らく手が届かなかった栄光のトロフィーもマシンと一緒にTMGにやってきた
マシンには勝者の証である月桂樹が飾られている
村田久武チーム代表兼TMG社長やパスカル・バセロンTDらがトロフィーをコレクションエリアへ運んでいいく
コレクションエリアに収められた栄光のトロフィー。右側の7号車TS040の後部が……。
TMGに戻ってきた8号車トヨタTS050ハイブリッド。戦い終えたそのままの姿を日本で見られるのはいつになるのだろうか



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