プレマ・セオドール・レーシング イタリアF4第4戦イモラ レースレポート

2018年6月21日(木)17時2分 AUTOSPORT web

エンツォ・フィッティパルディ、ハットトリック達成


 アドリア海沿部に位置するサーキット、ミサノでのレースウイーク。FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)ドライバーの#74 エンツォ・フィッティパルディが記録に残る大活躍を見せてくれました。
 
 すべての予選をポールでまとめ、すべてのレースでポール・トゥ・ウイン。歴史に残る大活躍をし、ハットトリックを達成しました。この勝利によりエンツォはドライバーランキングのトップ奪還に成功しました。


 前回のモンツァでのレースウイークを欠場した#5 ジャンルーカ・ペテコフ。FDAドライバーのジャンルーカは3回の予選すべてでグリッド3番手につけます。決勝ではレース1、レース3ともに4位でチェッカーを受けたものの、残念ながらレース3はマシンのテクニカルレギュレーションの違反を指摘され、失格となってしまいました。チームは再発防止に向けて徹底的に調査をします。
 
 また MSA(モータースポーツ・アソシエーション・アカデミー)ドライバーの #64 オリ・カルドウェルは3つのレースのすべてでポイントを獲得。そのうちレース1、3を6番手でチェッカーを受けましたが、レース3では10秒のタイム加算ペナルティを受け10位へと降格となりました。
 
 また女性ドライバーの#88アムナ・アル・クバイシの結果はレース1の20位が最高位という週末でした。


 次戦イモラは7月下旬の開催となります。次戦までの期間、チームは夏休みを設け最高の結果を得られるよう万全に準備をします。

アムナ・アル・クバイシ(プレマ・セオドール・レーシング)
レース1〜3のすべてで優勝したエンツォ・フィッティパルディ(プレマ・セオドール・レーシング)


レース後コメント
#5 ジャンルーカ・ペテコフ


「今回も予選ではとても良い走行ペースでした。僕もマシンも調子が良くポディウムを狙えたはずでした。しかし良くない問題や状況に阻まれ残念な結果となりました」


「けれどモンツァでの休養により調子は良くなってきています。万全の状態でチャンピオンシップに集中していきます」


#64 オリ・カルドウェル


「あまりいい週末ではありませんでした。予選もレースもいまいちな結果です。次戦まで1カ月以上あります。チームと一丸となって勝てるようベストを尽くします」


#74 エンツォ・フィッティパルディ」


「予選もレースもすべてトップという最高の結果でした。マシンは最高の状態で、僕のレースペースも絶好調。こうやってドライバーランキングトップの座に戻ってこれたのは本当にうれしいよ!」


「メカニックやエンジニア、FDA関係者、そしてプレマのみんな一緒に最高の週末をおくることができました。今回のレースウイークのチームは本当に良かったです。この状態を維持して行きたいと思っています」


#88 アムナ・アル・クバイシ


「レース1は20番手でチェッカーを受けることができました。しかし最後のレースではフロントサスペンションにダメージがあり、リタイアを余儀なくされました」

オリ・カルドウェル(プレマ・セオドール・レーシング)
ジャンルーカ・ペテコフ(プレマ・セオドール・レーシング)


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