バルサが途中出場ラキティッチの決勝弾でビルバオに辛勝…再開後4試合連続無失点を達成

2020年6月24日(水)7時30分 サッカーキング

途中出場で決勝弾をあげたラキティッチ [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第31節が23日に行われ、バルセロナとアスレティック・ビルバオが対戦した。

 前節レアル・マドリードに首位の座を明け渡したバルセロナは、リーグ再開後初めてFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWアントワーヌ・グリーズマンのトリオを先発に抜擢してこの試合に臨んだ。

 試合はバルセロナが圧倒的にボールを支配し、メッシを中心とした前線のコンビネーションでビルバオ陣営の突破を図る。一方のビルバオはロングボールからFWイニャキ・ウィリアムズのスピードを生かしたカウンターに活路を見出す展開となる。

 13分、ボールを拾って右サイドへと展開したビルバオは、縦に抜け出したウィリアムスをシンプルに使ってそのままシュートへ。少しバランスを崩した9番が放った右足シュートはゴール右に外れた。直後の15分にはメッシから右サイドでフリーとなったスアレスがパスを受け、右足を振り抜くもこれも枠を捉えることはできなかった。

 その後も互いに決め手を欠く両チームはスコアレスのまま前半を折り返す。後半へと入ってもボールを握ったのはバルセロナだが、ビルバオの堅固な守備陣に苦戦するホームチームはなかなか決定機を掴むことができない。

そんな流れを変えたのは、64分にセルヒオ・ブスケツと交代で途中出場したMFイヴァン・ラキティッチだ。71分、エリア内でボールを拾ったメッシは1度ボールを失うも、そのこぼれ球をエースへと繋いだラキティッチはそのままスペースへと駆け上がり、メッシを経由してGKとの1対1に。これを確実に右足で決め、待望の先制点を奪った。

 その後ビルバオは追いつくために前線へと人数をかけ始めるも、バルセロナは危なげなくシャットダウン。試合はこのまま終了し、リーグ戦再開後4試合連続無失点を達成したバルセロナは勝ち点を68に伸ばして、明日マジョルカ戦を迎える首位レアル・マドリードにプレッシャーをかける形となった。

 次節、バルセロナは27日にアウェイでセルタと、ビルバオは同日にホームでMF久保建英の所属するマジョルカと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 1−0 アスレティック・ビルバオ

【得点者】
1−0 71分 イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)

サッカーキング

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