鹿島、名古屋と痛み分け…首位・横浜FMと勝ち点差「3」に

2022年6月26日(日)19時57分 サッカーキング

名古屋と鹿島が対戦した [写真]=Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第18節が26日に行われ、名古屋グランパスと鹿島アントラーズが対戦した。

 連敗から脱出したい名古屋が、首位横浜F・マリノスを追いかける2位鹿島をホームに迎えての一戦。鹿島は20分、アルトゥール・カイキの浮き球パスを収めた上田綺世がネットを揺らす。しかし、胸トラップの後にボールが左手に触れたとして、オンフィールドレビューで映像を確認した山本雄大主審が得点を取り消した。

 33分、鹿島が正真正銘の先制点を獲得する。ロングボールを上田が頭でつなぎ、仲間隼斗が抜け出す。飛び出してきた相手GKランゲラックよりも先に触ってゴールに流し込み、今季リーグ戦初ゴールを記録した。

 ビハインドで折り返した名古屋は、50分に稲垣祥のクロスがディエゴ・ピトゥカのハンドを誘ってPKを獲得する。キッカーを務めたマテウス・カストロはゴール左隅を狙うと、ボールはポストに当たってゴールに吸い込まれた。名古屋にとってはJ1ホーム通算800得点目となった。

 勢いづいた名古屋は58分にも決定機を迎える。マテウスが浮き球を前方に送り、稲垣が頭で折り返す。ボックス中央の柿谷曜一朗がアクロバティックなボレーシュートを放ったが、わずかに枠の上へと外れた。

 鹿島は74分、右からのフリーキックにカイキが頭で合わせたが、これはクロスバーに直撃。82分にもフリーキックの流れからカイキがシュートを放つが、これもポストに嫌われた。

 試合はこのまま終了し、追いついた名古屋は連敗を2で止めた。鹿島は連勝を逃し、首位横浜FMとの勝ち点差が「3」に広がった。次節は7月2日に行われ、名古屋は敵地で湘南ベルマーレ、鹿島は敵地で柏レイソルと対戦する。

【スコア】
名古屋グランパス 1ー1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0−1 33分 仲間隼斗(鹿島)
1−1 52分 マテウス・カストロ(名古屋)

【スターティングメンバー】
名古屋(3−5−2)
ランゲラック;中谷進之介、藤井陽也、丸山祐市;森下龍矢、稲垣祥、レオ・シルバ、仙頭啓矢(65分 阿部浩之)、相馬勇紀;マテウス・カストロ、柿谷曜一朗(75分 内田宅哉)

鹿島(4−4−2)
クォン・スンテ;広瀬陸斗(59分 常本佳吾)、三竿健斗、キム・ミンテ、安西幸輝;仲間隼斗(59分 樋口雄太)、和泉竜司(79分 土居聖真)、ディエゴ・ピトゥカ(65分 関川郁万)、アルトゥール・カイキ;上田綺世、鈴木優磨(59分 エヴェラウド)


【動画】マテウスのPKで名古屋が勝ち点1を拾った

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