M・ゴメスが1部昇格を置き土産に現役引退…「これが僕の最後のミッションだった」
2020年6月29日(月)11時42分 サッカーキング
2004年にシュツットガルトでプロデビューを果たしたゴメスは、その後バイエルン、フィオレンティーナ、ベジクタシュ、ヴォルフスブルクを渡り歩き、2017年にキャリアを開始した古巣に帰還。この間ブンデスリーガでは通算170ゴール、ドイツ代表としても31ゴールを記録し、ドイツを代表するストライカーとして名を馳せた。34歳となった今季も、ドイツ2部リーグで23試合7ゴールを決めてシュツットガルトの1部昇格決定に貢献していた。
シュツットガルトの1部昇格が決定、そしてゴメスにとっても現役最後となる最終節のダルムシュタット戦でもゴールを決めた巨漢ストライカーは、プロ選手として最初と最後の瞬間を迎えたシュツットガルトに対する大きな感謝を述べた。
「このような想像もできなかった偉大なキャリアの最後に、シュツットガルトに何かを恩返しすることが僕の夢だった。シュツットガルトには本当にとても感謝しているし、この大きな成功とともにさよならを言えることが嬉しい。これが僕の最後のミッションだ。今日は1度か2度、目に涙が溢れてきた瞬間があった。コロナのことや、ファンがスタジアムにいないという事実にもかかわらず、とても感情が溢れ出してきたんだ」
「ファンのみんなにはお礼を言いたい。今が別れを告げるべき時なんだ」