バルサ、2度のPK献上でアトレティコとドロー…メッシはキャリア通算700得点目

2020年7月1日(水)6時57分 サッカーキング

バルサとアトレティコの上位対決が行われた [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第33節が6月30日に行われ、2位バルセロナと3位アトレティコ・マドリードが対戦した。

 先制したのはホームのバルセロナ。11分、リオネル・メッシが右コーナーキックから低く速いボールを供給すると、手前でセルジオ・ブスケツがわずかに触れる。ボールはさらにゴール前に立っていたジエゴ・コスタの太ももに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。

 1点を追う展開になったアトレティコは、19分にエリア内でヤニック・フェレイラ・カラスコがアルトゥーロ・ビダルに倒されてPK獲得。しかし、キッカーのD・コスタは、相手GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンにコースを読まれて防がれた。しかし、キックの前にテア・シュテーゲンの足がゴールラインを離れていたためPKはやり直しに。今度はサウール・ニゲスがキッカーを担当すると、逆を突いてネットを揺らした。

 同点で後半に突入すると、50分にバルセロナが勝ち越しの1点を獲得する。右サイドからペナルティエリア内に侵入したネルソン・セメドが相手DFフェリペに倒されてPKを獲得し、キッカーをリオネル・メッシが担当。冷静にパネンカを沈め、キャリア通算700ゴール目を記録した。

 しかし61分、アトレティコが試合を再び振り出しに戻す。相手DFの背後を取ったカラスコがエリア内でセメドに倒され、両チーム合わせて3度目のPKが与えられる。キッカーは今回もサウールが担当し、ゴール右下隅を狙ってシュート。相手GKテア・シュテーゲンもコースを読んだがシュートの勢いを殺し切れず、ボールはゴールに吸い込まれた。

 試合はこのまま終了。バルセロナは2試合連続ドローとなり、アトレティコの連勝は「4」でストップした。また、バルセロナは1試合未消化の首位レアル・マドリードとの勝ち点差を「1」しか縮められなかった。次節、バルセロナはビジャレアルと、アトレティコ・マドリードはMF久保建英が所属するマジョルカと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 2−2 アトレティコ・マドリード

【得点者】
1−0 11分 オウンゴール:ジエゴ・コスタ(バルセロナ)
1−1 19分 サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリード)
2−1 50分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
2−2 62分 サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリード)

サッカーキング

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