ウイリアムズF1、イギリスGPのFP1で育成ドライバーのコラピントを起用。サージェントのマシンをドライブ
2024年7月2日(火)18時13分 AUTOSPORT web
ウイリアムズF1は、育成ドライバーのフランコ・コラピントが、今週末に開催されるF1第12戦イギリスGPのフリー走行1回目でローガン・サージェントのマシンを引き継ぎ、正式にフリー走行セッションのデビューを飾ることを発表した。
アルゼンチン出身で、ウイリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーのプログラムメンバーであり、才能豊かな21歳のコラピントは、FIA F2でのルーキーシーズンにおいて好調なスタートを切り、現在選手権で5位につけている。MPモータースポーツに所属するコラピントは今年のF2で注目の新星となっており、その印象的なシーズンにおいて第4戦イモラのスプリントレースで勝利を飾り、バルセロナとシュピールベルクのフィーチャーレースでは表彰台を獲得、それ以外では4回のレースで入賞を果たしている。
FP1セッションは、コラピントにとってグランプリの週末へのデビューとなるが、彼がF1マシンのステアリングを握るのは初めてのことではない。昨年、彼はウイリアムズとともにアブダビでの若手ドライバーテストに参加している。
「たくさんの感情が湧き上がっている。とてもうれしく思うし、僕の人生とキャリアにとって、とても重要な瞬間だ」とコラピントはコメントした。
「できる限りの準備をする。シミュレーターで何周も走り、今年のマシンをドライブするために必要な細部について研究するよ」
「昨年アブダビでマシンをドライブしたので、新しいマシンを体験するのが本当に楽しみだ。シルバーストンのようなコースで、このマシンをドライブできるのは光栄なことだ。シルバーストンは僕のお気に入りのコースのひとつで、チームのホームレースでこのマシンをドライブできることには大きな意味がある」
「アルゼンチンのファンのみんなが、僕と同じくらいFP1を楽しんでくれたらうれしい! これは僕たちの国にとって重要な瞬間だ。僕はこれまで受けてきたあらゆる支援に心から感謝している」
「みんなに誇りに思ってもらえるよう、全力を尽くすよ!」と、アルゼンチンのF1のレジェンドであるファン・マヌエル・ファンジオとカルロス・ロイテマンの足跡をたどろうとしている若者は締めくくった。
ウイリアムズのスポーティングディレクターを務めるスベン・スミーツは次のように述べた。
「フランコはF2デビューシーズンで非常に好調なスタートを切っており、彼の過去2年間のパフォーマンスに対し、初めてのFP1セッションで報いることができることをうれしく思う」
「我々はウィリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーの才能あるドライバーたちを誇りに思っている。彼らがステップアップしていくなかで、彼らに成長の機会と重要なチャンスを与えることが重要だと考えている。シルバーストンでのホームレースで、我々の才能を披露するのは素晴らしい瞬間であり、もちろんアルゼンチンのF1ファンにとっても素晴らしい日となるだろう」
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