ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長

2024年11月20日(水)18時10分 AUTOSPORT web

 ウイリアムズ・レーシングとアメリカの電池メーカー『デュラセル』は、パートナーシップを複数年延長することを正式に発表し、この“強力な”2社の関係が2025年以降もフルパワーで続いていくことを保証した。


 F1第22戦ラスベガスGPの直前に行われたこの発表は、デュラセルの止まることのないエネルギーと、F1のトップへふたたび登りつめようというウイリアムズの意欲との間の相乗効果を強調するものだ。


 デュラセルは2022年に初めてウイリアムズと提携した。ウイリアムズのマシンに搭載された目を引くブロンズと黒のバッテリーエアボックスから、革新的なファンアクティベーションまで、この提携は大きな成功を収めてきた。この創造的な協力関係は今後も継続され、デュラセルの名は2025年もマシンに引き続き掲示される。そして、グリッドに強力なエネルギーをもたらすラインアップであるアレクサンダー・アルボンと新チームメイトのカルロス・サインツが、そのマシンをドライブすることになる。


 デュラセルのブランドは、ドライバーのヘルメットのバイザーやその他の戦略的なエリアに引き続き目立つように表示される、また、チームのデバイスはデュラセルの最先端のパワーブースト技術の恩恵を受けることになる。さらにこのパートナーシップにより、ラスベガスGP中にFW46のリヤウイングのDRSフラップがデュラセルのバッテリーのデザインに変わったり、DRSボタンがデュラセルの象徴的なブロンズ色に光るなど、クリエイティブなタイアップが実現する。

2024年F1モナコGPでは、ウイリアムズの2024年型マシン『FW46』にウサギのキャラクターがついたスペシャルカラーリングが用意された


 デュラセルが『Kraken』や『ガルフ・オイル・インターナショナル』とともにウイリアムズへのコミットメントを拡大することで、“カムバック・ミッション”の下で現在も変革を進めているチームへの信頼が高まっていることが示されている。


 ウイリアムズは、パートナーとの共通の価値観とビジョンにもとづき、競争力とビジネスの両面で着実にその伝統を再構築してきた。ウイリアムズ・レーシングのコマーシャルディレクターを務めるジェームズ・バウアーは、この契約更新に対する熱意を表明した。


「ウイリアムズは、ビジョンと価値観を共有する業界トップのブランドと長期的な関係を築き続けているが、デュラセルが2025年以降も我々の復活への旅路を牽引してくれることを誇りに思う」


「このパートナーシップにより、忘れられない瞬間と象徴的なブランドがもたらされ、それが我々のマシンにファンのお気に入りとして加わった。我々は勢いを増し続けながら、次の章を心待ちにしている」




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