福原愛さん、「香水つけすぎです」と平野美宇から突っ込まれた理由…「精神面が強くなかった」戦いの裏側

2024年7月3日(水)13時9分 スポーツ報知

トークセッションに登壇した福原愛さん

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 卓球女子で五輪2大会連続メダリストの福原愛さんが3日、東京ビッグサイトで始まった「スポーツチーム・アスリート向け総合展2024—Japan Sports Week—」(5日まで。関係者のみ公開。一般入場不可)のトークセッションに登壇した。福原さんは、競泳の松田丈志氏やアーティスティックスイミングの奥野史子さんと共に、現役時代の五輪での苦労などエピソードやパリ五輪に向けた展望を語った。

 福原さんは現役時代を「精神面があまり強くなかった」と振り返った。常に全てをルーティン化することで、気持ちを落ち着かせようとしていたという。出国前日には海外であまり食べられない薄い肉を食べようと家族でしゃぶしゃぶやすき焼きを楽しんだ。

 さらに現地入り後も「卓球は11点先取なのですが、お豆とかコーンとか小さいものは朝ごはんのときに11個食べる。ミニトマトとかぐらいの大きいのだったら4ゲーム取ったら勝つので4個食べる」と、縁起担ぎも含めて全部徹底したルーティーンを作っていた。

 また香りも、気持ちを落ち着かせる大切な要素の1つ。卓球は香水をつけて競技に臨んでも問題なく、サッカーなど他競技でも香水を付けて試合に臨む女子選手は多い。福原さんも「ちょっとプレッシャー感じたら香水つけるというのをやっていた」と明かした。

 ただ重圧を感じると、回数や量も増えていたそう。するとある時、後輩の平野美宇選手から使用量について指摘を受けたという。福原さんは、平野の口調をものまねするように声色を変えて「『福原さん、香水つけすぎです』って言われるぐらい」と苦笑い。20歳のころから同じ香水を付けていたそうで「だいたい50ミリリットルぐらい香水がありますよね。今だと1年たっても全然なくならないのに、その当時はだいたい2か月半ぐらいで1本使い終わっていました」と告白。「本当に、動物、子犬みたいに。マーキングじゃないんですけど、全部を自分の匂いにしたいというのが精神的にすごいあって…」と現役時代に戦っていた勝利への重圧との戦いを回想していた。

スポーツ報知

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