別れから6年…ムニアインが再び巡り会えた“恩師”に言及「サッカーも人生も気まぐれなもの」

2022年7月5日(火)18時53分 サッカーキング

新シーズンに向けて意気込みを示したムニアイン [写真]=Getty Images

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 アスレティック・ビルバオのスペイン代表MFイケル・ムニアインが、新シーズンに向けて意気込みを示した。4日、クラブ公式サイトが伝えている。

 今夏にエルネスト・バルベルデ監督が復帰したアスレティック・ビルバオは4日、新シーズンに向けてトレーニングを開始した。去就が不透明となっているDFアンデル・カパとFWイニゴ・コルドバ、そして同日に双方合意の下で契約を解除したGKホキン・エスキエタの3選手が不参加。また、6月の代表ウィークでスペイン代表およびU−21同国代表として活動したGKウナイ・シモン、DFイニゴ・マルティネス、GKフレン・アギレサバラ、MFウナイ・ベンセドールの4選手は遅れてチームに合流する。

 2017年夏に退任して以来、6年ぶりにアスレティック・ビルバオに復帰したバルベルデ新監督。同指揮官の下、4シーズンに渡ってプレーしたムニアインは「彼は、相変わらずの愛情深く、選手思いの親しい人。それと同時に、このクラブを理解している監督だ。何年にも渡って僕たちとともに、素晴らしい成果をあげてきた。ヨーロッパリーグに4回、チャンピオンズリーグに1回出場し、スーパー杯も手にしたんだ。だからこそ、彼が身を引くと決めた時、僕たちは上手くいっていただけにとても残念に思ったよ」と告白。続けて「サッカーも人生も気まぐれなもの。運命的にまた一緒に仕事ができることになったね。あの頃と比べて変化したこともあるけど、それもまた、彼のモチベーションを高める刺激となるだろう。僕たち全員が、いつも心がけている競争力のある勝利のアスレティックを作り上げたい」と胸中を明かした。

 昨シーズンはラ・リーガ8位、コパ・デル・レイ(国王杯)ベスト4進出、スーペルコパ・デ・エスパーニャ(スーパー杯)準優勝と、あと一歩が届かなかったアスレティック・ビルバオ。6年ぶりの欧州大会出場および国王杯優勝を目指す“ロス・レオネス”の主将は「いつも言っているように“可能な限り野心的でいる”ということ。ラ・リーガでの結果によって欧州の舞台から何年も遠ざかっているけど、国王杯では決勝まで戦い抜く姿勢を示してきた」と強調。さらに「壮大なシーズンが始まったね。僕たちは楽観視しているんだ。なぜかと言うと、今年もプレシーズンに帯同する下部組織の選手がいるからね。今まで取り組んできたことをさらに向上させ、みんなで改善していくことで、必ずチームとしての成長につながる」とレサマ(同クラブのトップチームから下部組織まで使用する練習場)から輩出される若手選手らとの競争が、チームを強くすると口にしている。

サッカーキング

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