近本光司の穴を埋めるトレードはあるのか?球界OBが阪神の補強候補をピックアップ

2023年7月9日(日)18時9分 ココカラネクスト

近本の離脱は阪神にとって大きな痛手だ。代役の獲得はあるのだろうか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神は近本光司が7月4日に登録抹消されて以降は1勝3敗と調子を崩している。攻守にわたって活躍していた中心選手の抜けたダメージは大きく、岡田彰布監督は島田海吏や森下翔太を1番センターで起用するも近本の穴を埋めるほどの活躍は見せていない。

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 近本は現在リハビリに取り組み、キャッチボールなどは再開しているが、復帰の目途が立っていないようだ。長期の離脱も想定しなければいけないないため、今いる選手でセンターが埋まらないようであれば、トレードでの補強も視野に入ってくる。現役時代に大洋(DeNA)で活躍した高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルにて、阪神のトレード獲得候補として何人かの外野手を挙げた。

 まず楽天の田中和基の名前を出し、「パンチ力があるし、足も速いし魅力を感じる」とコメント。田中は2018年に18本塁打、21盗塁を記録して新人王を受賞したが、イマイチ波に乗り切れず、2021〜2022年は打率1割台。今シーズンも打率.100と苦しんでいる。しかし、打撃も走塁も光るものを持っており、環境が変われば再び輝きを取り戻せるかもしれない。

 次はロッテの平沢大河。「(ロッテは優秀な)外野手が多すぎ」と口にしたおり、石川慎吾をトレードで獲得したロッテでは、ますます出番が減るかもしれない。二軍では打率.348と状態は良いため、このまま埋もれさせるには惜しい人材と言える。

 続けて、日本ハムからは浅間大基を挙げ、「バッティングの能力が高い。この前(ソフトバンクの)オスナから打った当たりなんか、『浅間じゃないと打てないよな』っていう感じ」と絶賛。とはいえ、浅間は一軍でスタメン出場する機会も多く、放出は考えにくいが、「髙山とピッチャーをつけましょう、みたいな。そしたら可能性ある」と2対1であれば望みはあると話した。髙山俊は今シーズン一軍出場がないが、左のヒットメーカーという魅力的な選手。新庄再生工場で髙山が復活する未来も見てみたくなる。

 また、「ソフトバンクはガンガン盗塁する佐藤。佐藤が埋もれてる」と佐藤直樹を候補に挙げる。近本はリーグトップの12盗塁を決めており、足を使える選手がほしいところ。塁上にいる機会が少ないながらも今シーズン3盗塁を記録しているため、佐藤も面白い存在かもしれない。

 郡司裕也や鈴木康平などシーズン途中にトレードで加入したチームに貢献しているケースは多い。近本離脱は残念ではあるが、怪我の功名で活躍する選手が出てくることを楽しみにしたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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