FC東京、“東京ダービー”でのサポーターによる違反行為を報告…火薬類等の持ち込み及び使用と器物損壊

2023年7月13日(木)12時17分 サッカーキング

FC東京は13日、天皇杯3回戦での自クラブサポーターによる違反行為を報告

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 FC東京は13日、12日に行われた『天皇杯3回戦 FC東京vs東京ヴェルディ』の一戦における自クラブサポーターの違反行為を報告した。

 今月12日に『味の素スタジアム』で行われた天皇杯3回戦では、FC東京と東京ヴェルディが激突。12年ぶりとなる“東京ダービー”に試合前から盛り上がりを見せていたものの、FC東京サポーターによる『スタンド内での火薬類等危険物の持ち込みおよび使用』と『飛田給駅前看板の器物損壊』の違反行為が確認された。FC東京は、クラブ公式サイトにて「FC東京では、いずれの事象においても実行者の特定を行い、クラブとしても厳正な対処を進めるとともに、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)や警察の対応に協力してまいります」としつつ、「FC東京では、スタジアムのご来場者に安全で快適な試合観戦体験を提供するために、試合運営管理規定に基づいた観戦ルールの周知および遵守徹底に、より一層努めてまいります。また、調布市やスタジアム近隣のみなさまとのさらなる協議、連携により、地域と一体となった安全・安心な試合運営をこれまで以上に進めてまいります。みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします」と声明を掲載している。

 以下、クラブ公式発表の通り。

■確認、報告された事象
(1)FC東京側ゴール裏自由席スタンド内での火薬類等危険物の持ち込みおよび使用
同行為は、JFAが定める運営管理規定第4条(禁止行為)第2項に違反しており、決して許される行為ではありません。事象を把握した時点(試合開始前)から監視カメラ映像等での確認を実施いたしました。また試合後まで継続的に、危険物が使用されたと思われる位置をFC東京クラブスタッフおよび警備により監視し、さらに試合後に同位置に近い一部の観戦者に聞き取り調査を行いましたが、現時点で実行者の特定には至っておりません。現在も継続して調査を行っており、一刻でも早い実行者の特定と、厳正な対処を進めてまいります。なお、本件は安全で快適なスタジアムでの試合観戦をめざすJFA・Jリーグの信頼を揺るがす重大な違反行為と認識しており、主催者と協力して運営・セキュリティ・サポーター対応を担当する当クラブの責任を重く受け止めております。このような事態を招いたことを深くお詫び申し上げるとともに、今後の再発防止に努めてまいります。

(2)飛田給駅前看板の器物損壊
試合前の時点において、飛田給駅前の私有地に設置されている企業広告看板への器物損壊の報告共有を受けております。本件はすでに看板の所有者、広告主より警察への被害届が提出されており、付近の店舗や駅前ロータリーの防犯カメラの映像解析等により警察の捜査が進められております。また、スタジアム通りの公共設置物やスタジアム敷地内への無許可の貼り紙も確認されております。近隣住民よりクラブおよび調布市に苦情が入り、急きょFC東京クラブスタッフや警備員による見回りと貼り紙撤去を実施いたしました。上記の事象はスタジアムにおける運営管理規定外ではございますが、FC東京としても試合を運営する上でスタジアム近隣の方々のご協力、ご理解は不可欠であり、捜査協力を求められた場合には協力を行ってまいります。

サッカーキング

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