【阪神】前半戦首位ターンで飾れるか 注目集める「ロマン砲3人衆」

2023年7月15日(土)12時14分 ココカラネクスト

豪快な打撃とコンタクト率の高さも評価されている前川(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 セ・リーグ首位の阪神は前半最終戦となるカードを中日と15日から本拠地・甲子園で戦う。

 先の首位攻防となったDeNAとの3連戦を勝ち越し、2ゲーム差をつける。2年連続最多勝右腕の青柳晃洋の復帰勝利など明るい材料もあった中で、さらに勝負の後半戦へつながるポイントを見出だせるかも注目となりそうだ。

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 そんな中、大暴れを期待されているのは、最近はリードオフマンを任されているドラフト1位ルーキーの森下翔太にもある。直近では12日のDeNA戦(甲子園)でバウアーから放った強烈な同点2ランも話題を呼んだ。ここまで自己最長となる4試合連続安打を放つなど、1番打者としての仕事もしっかり果たしている。

 また存在感を増し始めているのは高卒プロ2年目の大型野手、前川右京にもある。最近ではクリーンアップの一角を務めるなど勝負強い打撃が売り。ここまで26試合に出場し、打率・278、6打点の数字は立派。評論家陣の間からも打席での対応力の高さが評価されるなど、着々とレギュラーの座をうかがう。

 最後のロマン砲は13日のDeNA戦(甲子園)に「3番・中堅」として抜擢され3安打の猛打賞と気を吐いた小野寺暖だ。育成出身、今季でプロ4年目を迎える。昨年は4月21日のDeNA戦(横浜)で代打満塁弾を放ったことも注目を集めた。しかし昨季は32試合の出場で打率・136、1本塁打、7打点と結果を示せず。森下や井上広大など、「右の長距離砲」枠がひしめく中、続けてアピールできるかも注目を集めそうだ。

 前半戦最大のピンチともいわれた、リードオフマン・近本光司の離脱を若虎の奮闘もあり、全員野球でカバーしている。この3連戦の活躍も期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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