ハースF1、2018年シーズンもグロージャンとマグヌッセンを起用すると明言

2017年7月22日(土)11時4分 AUTOSPORT web

 ハースF1チームは来シーズンも現在のドライバーラインナップを変更せず、ロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンを引き続き起用することがわかった。


 グロージャンは来季に関して、今季末で両ドライバーの契約が切れるフェラーリ加入の可能性を探っていた。しかしハースのチームオーナーであるジーン・ハースは、ふたりのドライバーを継続して起用することによって、チームに一貫性が得られることを強調した。


 ハースはF1公式サイトに対し「来シーズンも、今季と同じふたりのドライバーが我々とともに走る。これは決定したことだ。それからもうひとつ継続されることがある。それは我々が、来季も良いレーサーであるということだ」と述べている。


 ハースは今シーズンこれまでのマグヌッセンのパフォーマンスに満足していると語っており、エステバン・グティエレスに代えて、昨年末にルノーから彼を招き入れたチームの決断を賞賛した。


「エステバンは良いドライバーだった。フリー走行ではロマンと同程度の速さがあったが、ケビンにはレースでの経験が豊富だという強みがあった。彼(マグヌッセン)はポイントを獲得できる。それが彼を起用した主な理由だ。ケビンとロマンは、得点を稼ぐことができるんだ」


「いま我々は29ポイントを得ている。昨シーズンのいまごろも29ポイントだったが、このあとは1ポイントも獲れなかった。もしアブダビGPまでにさらに29ポイント獲得できれば、(ランキングで)素晴らしいポジションにつけられるよ」


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