BMW、高性能SAC『X6』のラインアップに48VのMHEVディーゼルを搭載した“xDrive35d”を追加設定

2023年7月25日(火)17時41分 AUTOSPORT web

 2008年に登場した初代モデルから、クーペ特有の優美で個性的な外観デザインと、卓越したオフロード走行性能を備えたSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)として、独自の世界を切り拓いてきた『BMW X6(エックスシックス)』に、システムトータルでの最高出力298PSを発揮するクリーンディーゼル48Vマイルド・ハイブリッド(MHEV)の“xDrive35d(エックスドライブサンゴーディー)”が登場。7月19日より発売開始となっている。


 2019年に現行の3代目へとバトンタッチし、今年初頭に一部改良を実施したばかりの同車は、BMWとして初となる矢印型デイライト機能を有したLEDヘッドライトを採用し、インテリアでは12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロール・ディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブド・ディスプレイを搭載。BMW特有のiDriveコントローラー回りもすっきりとさせることで空間を広げ、よりモダンな印象が与えられた。


 そのX6に追加された今回のモデルは、最高峰の“M”たる『BMW X6 Mコンペティション』と、ガソリン・エンジンを搭載するMパフォーマンス・モデル『BMW X6 M60i xDrive』のみだったラインアップのボトムを担うエントリーの位置付けとなり、改めて3リッター直列6気筒ディーゼル・エンジンを導入。


 システムトータルでの最高出力は298PS(219kW)、最大トルクで670Nmを発揮するユニットには48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジーが搭載され、エンジンの負荷を軽減するとともに効率を最適化し、コースティング機能も採用することで燃費効率を高める工夫が凝らされる。


 これで前期型同様に進化版となるクリーンディーゼルMHEVモデルが投入された同車にも、一定の条件下においてステアリングから手を離しての走行が可能な安全運転支援システム『ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能』や、最新世代のコネクティビティも搭載され、価格は1500万円オーバーの先行2グレードに対し、1198万円(税込)のアフォーダブルな設定となっている。BMW X6の詳細については公式サイト(https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X6/2023/bmw-x6-overview.html)まで。

運転席側に湾曲させた最新のカーブド・ディスプレイを採用。BMW特有のiDriveコントローラー回りもすっきりとさせることで空間を広げ、よりモダンな印象が与えられた(日本仕様は右ハンドル)
システムトータルでの最高出力は298PS(219kW)、最大トルクで670Nmを発揮するユニットには、コースティング機能も採用することで燃費効率を高める工夫が凝らされる

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