ブライトン、エクアドル代表MFサルミエントの“武者修行”を発表…2部WBAへレンタル移籍

2023年7月26日(水)8時59分 サッカーキング

ブライトンから“武者修行”に出ることが決まったサルミエント [写真]=Getty Images

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 ブライトンに所属しているエクアドル代表MFジェレミー・サルミエントが、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)にレンタル移籍することとなった。両クラブが25日付で発表している。レンタル移籍期間は2024年6月30日までの1年間と伝えられた。

 サルミエントは2002年6月16日生まれの現在21歳。エクアドル人の両親のもと、マドリードで産声を上げた同選手は、7歳の頃にロンドンへと移住した。チャールトンのアカデミーからベンフィカの育成組織へと移り、2021年夏にブライトンへと完全移籍加入。2021−22シーズンはU−23チームの活動と並行してトップチームで公式戦7試合のピッチに立った。2022−23シーズンは公式戦12試合に出場していた。

 また、サルミエントは世代別代表ではイングランド代表に選出されていたものの、A代表では両親の母国であるエクアドル代表を選択。2021年10月に代表デビューを飾ると、FIFAワールドカップカタール2022でも代表メンバー入りを果たし、グループステージの全3試合に出場した。これまでにエクアドル代表として13試合出場を記録している。

 ブライトンのテクニカル・ディレクター(TD)を務めるデイビッド・ウィアー氏は、クラブ公式HPを通して今回のレンタル移籍の意図を説明。「今、ジェレミーは定期的にピッチに立つ機会を必要としている。今回の移籍は彼にとって間違いなく良い移籍だ。我々はシーズンを通して彼の成長を見守っていく」と明かしただけでなく「新天地での彼の活躍を願っている」とエールを送った。

 サルミエントの新天地となるWBAで指揮を取るカルロス・コルベラン監督は、クラブ公式HPを通して「プレミアリーグのクラブから才能豊かな選手を獲得できて、非常に嬉しく思っている。彼はエキサイティングな選手で、年齢的には若いにもかかわらず成熟している選手だ。既にプレミアリーグとワールドカップの舞台でピッチに立っているという事実は、彼が自らのスキルを向上させ続けるために必要なパーソナリティと意欲を持ち合わせていると確信させてくれた」とコメント。「彼は左右どちらのウイングでも遜色ないプレーを見せ、10番として中央でもプレーできる万能のアタッカーだ。3つの異なるポジションで高水準のプレーができる。その柔軟性は、我々のチームを助けてくれるだろう」と期待を寄せた。

 2022−23シーズン、WBAはチャンピオンシップを9位でフィニッシュ。新シーズンも2部での戦いに身を置くことが決まっていた。2023−24シーズンは、4シーズンぶりのプレミアリーグ昇格を懸けた戦いに臨む。


【動画】WBAがサルミエントのレンタル移籍加入を発表!

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