積極補強のミラン、20歳の米代表MFの獲得に前進か…バレンシアが要求額引き下げ?

2023年7月28日(金)22時8分 サッカーキング

ミランが獲得を狙っているユヌス・ムサ [写真]=Getty Images

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 ミランが、バレンシア所属のアメリカ代表MFユヌス・ムサの獲得に近づいているようだ。27日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』やスペイン紙『アス』が伝えている。

 今夏の移籍市場で積極補強を敢行しているミラン。ここまでナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼやアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチ、イングランド代表MFルベン・ロフタスチークら合計7名の新戦力を獲得している。

 そんなミランが今夏8人目の新戦力獲得へ大きく近づいているようだ。加入が濃厚と報じられているのは、ボランチを主戦場とする弱冠20歳のムサ。アーセナルのアカデミーで育った同選手は、2019年夏にバレンシアBに加入し、1年後にトップチーム昇格を果たした。同クラブではここまで公式戦108試合に出場し5ゴール3アシストをマーク。また、2020年にデビューを飾ったアメリカ代表では、国際Aマッチ通算24試合に出場している。

 報道によると、ミラン側が当初1800万ユーロ(約28億円)を提示していたのに対し、バレンシア側は2500万ユーロ(約38億円)程度を要求していたとのこと。移籍金を巡ってクラブ間に隔たりがあったものの、ここに来てバレンシア側が要求額の引き下げを検討し始めたようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、最終的には2000万ユーロ(約31億円)程度で妥協案が成立する可能性が高いと指摘。また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ミランとムサ本人は既に1カ月前に個人的な条件で合意に達しており、クラブ間での交渉も現在は最終段階に到達しているようだ。

 なお、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ミランは既存戦力の放出に向けても動きを見せているという。現時点では、クロアチア代表FWアンテ・レビッチのレンタル移籍について、ベシクタシュと話し合いを行なっているという。

サッカーキング

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