カレンダー復帰のインディアナポリス。公式テストでBMW Mハイブリッド V8がワン・ツー/IMSA

2023年7月30日(日)10時33分 AUTOSPORT web

 今季、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のカレンダーに加わったインディアナポリス・モーター・スピードウェイ。9月15〜17日に開催される第10戦『バトル・オン・ザ・ブリック』を前にした7月28〜29日、同地で公式合同テストが行われた。


 21台の車両が参加した今回のテストでは、BMW Mチーム RLLの25号車を駆るコナー・デ・フィリッピが2日間の総合トップタイムをマークしている。


 インディアナポリスのロードコースは、2014年のウェザーテック選手権(当時はチュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権)のスケジュールに含まれていた。それ以前には、2012年と2013年にグランダム・シリーズとして2回開催されていたが、これら3回のイベントはNASCARの『ブリックヤード400』の一部として実施されてきた。


 今回、久々にカレンダーに復帰するインディアナポリスを最新のGTPカーが走ったわけだが、デ・フィリッピが25号車でマークしたトップタイムは1分14秒655。これに姉妹車の24号車ジェシー・クローンが0秒103差で続いた。なお、BMWのレギュラードライバーであるフィリップ・エング、アウグスト・ファーフス、ニック・イェロリーは、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ/エンデュランス・カップのニュルブルクリンク戦出場のため、IMSAのテストは欠席している。


 セバスチャン・ブルデーのチップ・ガナッシ・レーシング01号車キャデラックVシリーズ.Rが3番手、コリン・ブラウンのメイヤー・シャンク・レーシング60号車アキュラARX-06が4番手、そしてマット・キャンベルのポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ7号車ポルシェ963が総合トップ5を占めた。


 これらトップ5のベストタイムは、いずれも2日目午後の第4セッションで記録されたものである。テスト初日は、マイク・ロッケンフェラーのJDCミラー・モータースポーツ5号車ポルシェが最速だった。


 LMP2クラスはTDSレーシング11号車オレカ07・ギブソンのミケル・イェンセンがトップ、LMP3クラスはウェイン・ボイドのAWA17号車デュケーヌD08・ニッサンがリードした。


 GTDでは、フォルテ・レーシング・パワード・バイ・USRT78号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo2のミーシャ・ゴイクベルグが最速タイムを記録し、GTDプロクラスとして唯一テストにエントリーしたバッサー・サリバン・レーシングの14号車レクサスRC F GT3はGTカーのなかで3番手だった。

テストでインディアナポリス・モーター・スピードウェイを走行する01号車キャデラックVシリーズ.R

ウェイン・テイラー・レーシングの10号車アキュラARX-06

ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの2台のポルシェ963

メイヤー・シャンク・レーシングのトム・ブロンクビストとコリン・ブラウン

バッサー・サリバンの12号車レクサスRC F GT3

AOレーシングの80号車ポルシェ911 GT3 R

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