シューマッハー「なんとか1ポイントを獲りたかった。上位陣とのバトルは貴重な経験に」:ハース F1第11戦決勝

2021年8月3日(火)7時20分 AUTOSPORT web

 2021年F1第11戦ハンガリーGPの決勝レースが行われ、ハースのミック・シューマッハーは13位でレースを終えた。ニキータ・マゼピンはピットレーンでキミ・ライコネン(アルファロメオ)と接触したことでマシンにダメージを負い、リタイアとなった。


■ウラルカリ・ハースF1チーム
ミック・シューマッハー 決勝=13位(暫定結果)

2021年F1第11戦ハンガリーGP ミック・シューマッハー(ハース)&マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 アルファロメオの1台より前でフィニッシュするなんて予想していなかった。最後尾スタートから13位でレースを終えたのだから、僕らとしては決して悪くないリザルトだ。何とか1ポイントを獲りたいと思ったけど、率直に言って、今の僕らのクルマにはそれほどの力はない。ただ、上位陣や選手権リーダーとバトルができたのは、とてもいい経験になった。僕個人の成長という観点からも、とてもいいことだった。タフなレースになるだろうと思っていたけど、実際にはとても有意義な一日だったね。土曜にはかなり落ち込んだけど、また気を取り直すことができたから。


 こうしてシーズン前半を良い気分で終えるのは、チームにとっても僕にとっても、すごくポジティブなことだし、今日は上位のドライバーたちとバトルができて、多くの貴重な経験が得られた。ブルーフラッグなしで、堂々とディフェンスができる状況でのバトルだ。そんな機会が与えられて、本当に良かったよ。


■ウラルカリ・ハースF1チーム
ニキータ・マゼピン 決勝=リタイア

2021年F1第11戦ハンガリーGP ニキータ・マゼピン(ハース)

 こういうレースこそ、しっかり最後まで走りたかった。僕だけの話ではない。今日のレースには数多くのチャンスがあって、このチームは何よりもそういうチャンスを必要としている。実際、ターン1で何台もクラッシュするのを見て、今日は僕らにチャンスが巡ってくると思ったよ。


 だけど、僕はデブリを踏んでしまい、チームから左フロントがパンクしていると伝えられた。それを交換するためにピットに入ったことでトラックポジションを失い、さらにもう一度ピットに入ったところで、ああいうアクシデントが起きた。こんな形で夏休みに入りたくはなかったよ。最低でも全力を出し切ってぐったりと疲れ、体も首も痛いという状態で、この週末を終えたかった。だけど、ほとんど周回もせず、何の結果も残せなかったのだから、腹立たしいったらないね。まあ、今日はそういう日だったと思うしかない。いずれ埋め合わせがされるはずだよ。



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