FWメンフィス、ユーヴェへのローン移籍に近づく…バルサと契約1年延長のうえで成立予定
2022年8月4日(木)20時20分 サッカーキング
報道によると、ユヴェントスは前線の補強を目指しており、メンフィスをターゲットとして獲得を検討しているそう。仲介業者を含めた、両クラブ間での交渉は順調に進んでおり、ローン移籍での取引成立が近づいているようだ。
また、これによりメンフィスとバルセロナの契約は1年延長される予定であることも併せて伝えられている(現行契約は2023年6月末まで。このままの状態でローン移籍を認めてしまうと、バルセロナにとっては来年の夏に移籍金ゼロで他クラブに流出orユヴェントスに正式加入されることとなるため、それを防止するものと思われる)。
現在28歳のメンフィスは、PSVの下部組織出身。2014年のブラジル・ワールドカップでオランダ代表に選出されると、4試合に出場し2ゴールを挙げた。翌年にはルイ・ファン・ハール監督率いるマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、伝統の背番号「7」を背負うも、期待通りの活躍とはいかず、2017年冬にリヨンへと活躍の場を移した。同クラブとの契約満了に伴い、2021年夏には恩師ロナルド・クーマン監督の指揮していたバルセロナへと移籍した。2021−22シーズンはラ・リーガで27試合に出場し、12ゴールを挙げた。前述の通り、現行契約は2023年6月末までとなっている。
なお、PSVに所属していた時期からユニフォームに入れる名前を「MEMPHIS」としているが、これはメンフィスが4歳の頃に両親が離婚し、父親への反抗心を持っているのが理由であるとされている。
ユヴェントス移籍となれば、5大リーグで4か国目のプレーとなるメンフィス。初となるイタリアの地に降り立つことはあるのか。