『フィアット500X』に迫力フェイスと専用サスペンションの新グレード“500Xスポーツ”が登場

2020年8月5日(水)12時57分 AUTOSPORT web

 フィアットが誇るイタリアの伝統的国民車『500(チンクエチェント)』の兄貴分として、2015年にデビューを果たしたコンパクトSUV『Fiat 500X(フィアット・チンクエチェント・エックス)』に、スポーティなデザインや走りを特徴とする新グレード“500X Sport(スポーツ)”が登場。標準グレードの500Xや、500X Crossらに並んで追加設定され、8月22日から発売開始となる。


 この『フィアット500X』は、フィアット・クライスラー・オートモビルの近代的アライアンスを活用し、Jeepブランドの『レネゲード』などと同様の“スモールワイド4×4アーキテクチャー”と呼ばれるプラットフォームを採用する。


 日本デビュー当時は1.4リッターの直列4気筒直噴ターボに、6速DCT(FF)や9速AT(4WD)を導入していたが、現在は1.3リッターの新世代オールアルミ製直列4気筒マルチエアエンジン(151PS/270Nm)に刷新され、駆動方式もFFと6速乾式DCTに一本化されている。


 そんなスモールSUVに追加された今回の新グレードは、大開口のロアインテークを持つスポーツフロントバンパーをはじめ、ボディ同色サイドスカート、スポーツリヤバンパーといった専用エクステリアにより安定感あるフォルムを演出。


 さらに内外装の至るところにダークグレーのアクセントカラーが用いられるほか、19インチ10スポークタイプのアルミホイールや、ボディ同色ホイールアーチモールディングにより低重心感が強調されている。


 そんなスポーティなエクステリアに合わせて、足回りには独自の味付けが施されたスプリングとショックアブソーバーからなる専用サスペンションが採用されると同時に、ステアリングにも専用チューニングが施され、より回頭性が高められた。


 一方のインテリアでも、そうしたスポーツ要素満載のテイストを取り入れたアルカンターラ/レザー仕立てのステアリングホイールを装備し、メーターフードにもアルカンターラを採用。カラーもブラックを基調にダークな色調のアクセントカラーが組み合わされる。


 また、そのドライバーズシートは上質感が漂うブラックレザーとなるほか、シート高そのものを500X Crossに比べて13mm低く設定することで、スポーティなドライビングが楽しめるよう再設定されている。


 ボディカラーは500Xスポーツの専用色となるセダクションレッドをはじめ、イタリアブルー、ジェラートホワイト、ファッショングレーの4色が設定され、価格は344万円(税込)となっている。詳細はフィアットの公式ホームページ(https://www.fiat-auto.co.jp/500x/sport/)まで。

ボディカラーは“500X Sport”の専用色となるセダクションレッドをはじめ、イタリアブルー、ジェラートホワイト、ファッショングレーの4色が設定される
スポーツ要素満載のテイストを取り入れたアルカンターラ/レザー仕立てのステアリングホイールを装備
シートは上質感が漂うブラックレザーとなるほか、シート高そのものを500X Crossに比べて13mm低く設定することで、スポーティなドライビングが楽しめるよう再設定されている


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