最後のプレミア昇格チームはフルアム…プレーオフを勝ち抜き1年で復帰果たす

2020年8月5日(水)10時38分 サッカーキング

フルアムがプレミアリーグ昇格 [写真]=Getty Images

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 EFLチャンピオンシップの昇格プレーオフ決勝が4日行われ、ブレントフォードを1−2で下したフルアムが1年でのプレミアリーグ復帰を決めた。

 両クラブは今シーズンのリーグ戦でともに勝ち点「81」を獲得。得失点差で優位に立つブレントフォードが3位となっていた。

 ブレントフォードは今シーズン26得点を挙げリーグ得点王となったイングランド人FWオリー・ワトキンスと同17得点のアルジェリア代表FWサイード・ベンラーマ、同16得点のUー21代表FWブライアン・エムベモの強力3トップがこの日も先発。一方のフルアムは昨シーズン途中に就任した元イングランド代表MFスコット・パーカー監督が率いる。ワトキンスと並んでリーグ得点王となったエース、セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチは負傷明けによりベンチスタートとなった。

 両チームバイタルエリアでの集中を見せ、なかなか決定的なチャンスを作り出せない。一進一退の攻防が続き、スコアレスのまま延長戦へ突入したが、その後試合は大きく動く。105分、フラムは左サイドでFKを獲得。キッカーのイングランド人DFジョー・ブライアンは、クロスを警戒していた相手GKの裏をかいて素早く蹴り込み先制に成功する。さらに117分にもブライアンがミトロヴィッチとのワンツーからボックス内へ侵入して追加点。ブレントフォードは終了間際にデンマーク代表DFヘンリク・ダルスゴーアが1点を返すが時すでに遅し。

 左サイドバックのブライアンが値千金の2得点を挙げたフルアムが、強力攻撃陣を抱えるブレントフォードを下した。フルアムはリーズ、ウェスト・ブロムウィッチとともに来シーズンのプレミアリーグを戦う。

【スコア】
ブレントフォード 1−2 フルアム

【得点者】
105分 0−1 ジョー・ブライアン(フルアム)
117分 0−2 ジョー・ブライアン(フルアム)
120+4分 1−2 ヘンリク・ダルスゴーア(ブレントフォード)

サッカーキング

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