MotoGP:ビニャーレス、チャンピオン争いのためには「表彰台に立たなければならない」

2017年8月10日(木)12時46分 AUTOSPORT web

 MotoGP第11戦オーストリアGPの開幕前に、モビスター・ヤマハMotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシ、モンスター・ヤマハ・テック3のヨハン・ザルコとジョナス・フォルガーが意気込みを語った。


■マーベリック・ビニャーレス(MotoGPクラスランキング2位)
 前戦チェコGPでも予選まではやや苦戦気味だったマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)だが、チームメイトのロッシのセットアップを参考にすると、フラッグtoフラッグとなった決勝では、第6戦イタリアGP以来の表彰台となる3位に入賞した。


 昨年のオーストリアGPでは予選6位から決勝6位に入賞。チャンピオンシップのためには今レースはビニャーレスにとって重要な1戦となる。


「先週末に表彰台に戻ることができ、自信を持って、次のグランプリに臨むことができる。月曜日のテストでは加速の分野の改善に取り組み、これはオーストリアのレースに向けて重要となる」


「テストでは多くの部分で改善でき、オーストリアGPへの準備ができたことはハッピー。チャンピオン争いのためにも次のレースは表彰台に立たなければならない。今のいいフィーリングを維持して、勝利をめざしたい」


■バレンティーノ・ロッシ(MotoGPクラスランキング4位)
 前戦チェコGPではレース序盤はトップを走ったものの、マシンの乗り換えのタイミングもあり、最終的に4位に終わったバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。しかし、翌日のオフィシャルテストではトップタイムを記録するなど、調子は上向き。昨年のオーストリアGPでは予選2位から決勝4位でフィニッシュした。


「ブルノで多くのテストに取り組んだ後、すぐにレースに臨めることは、僕たちにとってとても重要だ。チェコGPの週末はどんな状況でも速く走ることができ、テストではさらに理解を深めることができた」


「レッドブルリンクはあまり相性のいいコースではないが、よい結果を得ることができれば幸いだ。今はマシンとの関係は良好で、うまくライディングできている。このことには満足しているし、全てのレースで表彰台に立てればハッピーだ。チャンピオン争いはまだオープンで、可能な限りポイントを取ることが重要だと思う」


■ヨハン・ザルコ(MotoGPクラスランキング6位)
 前戦チェコGPでは、ウエットのレース序盤、トップ争いに加わりながら、マシン乗り換えのタイミングを失敗し、12位に終わったヨハン・ザルコ(ヤマハ)。それでもルーキートップのランキング6位をキープしている。


 昨年のオーストリアGPではMoto2クラスで優勝を達成。今年はMotoGPマシンで初走行となるが、どんな走りを見せるかに期待がかかる。


「オーストリアでレースをできることがハッピー。昨年のMoto2クラスでは速く、楽しむことができ、優勝できたコースだ。MotoGPマシンでどうなるのかを楽しみにしているが、天候に恵まれることを願っている。また、コースが去年と同じようなグリップレベルにあることを期待している」


「このコースでは加速区間が重要となる。マシンのセットアップがうまく行けば、ポジティブな結果を得ることが可能だと思う。チェコでの難しい日曜日の後、オーストリアGPではポイント獲得をめざす。数日のインターバルで再びマシンに乗れることを楽しみにしている」


■ジョナス・フォルガー(MotoGPクラスランキング7位)
 前戦チェコGPではマルケスと同じタイミングでマシンの乗り換えを決断しながら、ピットの準備ができておらず、2度のピットインを強いられ、12位に終わったジョナス・フォルガー(ヤマハ)。Moto2時代の昨年のオーストリアGPでは予選10位からスタートしながら、決勝では転倒を喫し、再スタートして26位で完走した。


「オーストリアラウンドはエキサイティングだ。僕の家から遠くないし、僕にとっては第2のホームレースのようなものなんだ。レッドブルリンクを走ることはとても楽しい。Moto2時代の昨年は、コースのグリップがよく、タイヤがうまく機能した」


「ミシュランとYZR-M1の組み合わせでグリップがどうなるのかは分からないが、ここ2戦で大きな可能性とスピードを示すことができているので、できる限りベストをつくしたい。いい結果を残せることを確信しているし、レースに向けての準備は整っている」


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