レッドブルF1首脳、ベッテルのタイトル獲得を予想。「後半戦は強さを増す」

2017年8月21日(月)11時38分 AUTOSPORT web

 レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2017年シーズンはセバスチャン・ベッテルルイス・ハミルトンを下して5度目のタイトルを獲得すると見込んでいる。


 今週末にはベルギーGPが開催され、F1のサマーブレイクは終了となる。マルコはかつての弟子であるベッテルが、一層の強さを備えてシーズンを再開し、後半戦では好成績をあげると考えている。マルコはFormula1.com の質疑応答において、以下のように語った。


「私はベッテルのメンタル面の強さを知っているから、彼のことを信じている。それにフェラーリもレベルを上げてきている」


「私に言わせれば、シルバーストンでのイギリスGPは例外だった。シーズン前半のフェラーリが最強のマシンだったことは明白だが、あのときはさまざまな状況が重なり、チャンスをまったくものにできなかったのだ」


 マルコはベッテルの強気な性格を知りすぎるほど知っており、レッドブル在籍中に4度のタイトル獲得を成し遂げた彼に、乗り越えられない壁はないと確信している。


「実のところ、夏休み前に60ポイントもの差をつけられていたにもかかわらず、我々は彼とともにタイトルを獲得した。セブにとっては、より強さを増して戻ってくるためのサマーブレイクだ。私は彼がそういうドライバーであると知っている」


 サマーブレイク後に力強いパフォーマンスを発揮するのは、確かにベッテルの強みのひとつだ。2013年のサマーブレイク後、スパで3週間ぶりにレースが再開しベッテルは完勝した。これをきっかけにシーズン終了まで9連勝を達成し、4度目のタイトルを獲得している。


 ただしメルセデスという強力なライバルが存在する今季は、シーズン終盤にかけて当時のように圧倒的な優勢を保つことは難しいだろう。


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