【動画】2024年WEC第3戦スパ・フランコルシャン 決勝ハイライト

2024年5月14日(火)17時5分 AUTOSPORT web

 5月9日から11日にかけて、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されたWEC世界耐久選手権第3戦『スパ・フランコルシャン6時間レース』。シリーズのハイライトである、ル・マン24時間レースの“前哨戦”に位置づけられる同イベントの決勝レースハイライトが、WEC公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@FIAWEC)で公開されている。


 6時間レースの後半にケメルストレートで発生した大クラッシュの直後から約2時間におよぶ赤旗中断を経て、異例となる1時間44分の延長戦を行った末にハーツ・チーム・JOTAの12号車ポルシェ963がハイパーカークラス初優勝を飾った今戦は、まさに波乱のレースだった。


 土曜日に行われた決勝の序盤はJOTAと同じくプライベーターであるプロトン・コンペティションの99号車ポルシェ963が、キャデラックとポルシェ・ペンスキーのワークス963を交わしてトップに立ち、後続に15秒前後のギャップを築いた。しかしセーフティカーの導入によってこの貯金は失われ、レース中盤はフェラーリAFコルセの51号車フェラーリ499Pがリードを奪い独走状態に。さらに、予選で最速タイムを記録するも車両規定違反により失格裁定を受け、最後尾からのスタートとなっていた50号車が驚異的な挽回を見せ、赤旗によりレースが中断された時点ではフェラーリがワン・ツー体制を築いていた。


 レースが再開されないまま残り時間が少なくなり、このままフェラーリの勝利で終了かと思われたが、レースコントロールは赤旗中断となっていた分の1時間44分を追加するかたちでレースの延長を決定する。以降は赤旗の前にピットインをしていたか否かで優劣がはっきりと分かれ、前者の12号車JOTAと6号車ペンスキー、2台のポルシェ963が3番手以下を大きくリードすることに。一方、フェラーリ勢を含めた多くのマシンは給油のためレース再開後に改めてピットインが必要となり勝負権を失った。この結果、8時間近くにおよんだWECスパはポルシェがワン・ツー・フィニッシュで締めくくった。また、LMGT3クラスでも“名門”マンタイ・レーシングが走らせる2台のポルシェ911 GT3 Rがトップ2を独占している。


■WEC第3戦スパ・フランコルシャン6時間レース 決勝ハイライト



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