スーパー第2戦 キーパー・セルモが圧巻のポールツーフィニッシュ 影をも踏ませぬ“一人旅”
2025年5月4日(日)20時54分 スポーツ報知
3位の牧野任祐(左)からシャンパンをかけられ、祝福されるTGR TEAM KeePer CERUMOの大湯都史樹(カメラ・橋口 真)
自動車レースのスーパーGT第2戦の決勝が4日、静岡・富士スピードウェイ(1周4・563キロ)で3時間のタイムレースで行われた。
GT500はポールからスタートしたキーパー・セルモGRスープラ(石浦宏明、大湯都史樹組)がスタートから圧巻の逃走劇。最終スティントを担当した石浦も完璧なレース運びを見せて、2019年の第2戦(富士)以来の優勝を決めた。開幕戦(岡山)は序盤に石浦が多重クラッシュを引き起こして無念のリタイア。それだけに大湯、石浦、立川祐路監督は涙を流しながら抱き合っていた。
2位には40キロのサクセスウェイトを背負ったauトムスGRスープラ(坪井翔、山下健太組)が入り、史上初の総合3連覇に向けて上々の結果を残した
GT300はトップを走っていたスバルBRZ・R&Dスポーツ(井口卓人、山内英輝組)がゴールまであと半周というところでマシンストップ。ユニ—ロボ・ブルーグラス・フェラーリ(片山義章、C・メリ・ムンタン組)にラッキーな初優勝が転がり込んだ。
第3戦は6月27〜28日、マレーシア・セパンで開催される。