大院大高にスーパー1年生!146キロ右腕・林が履正社に奮投、U15世界一の逸材「2強倒してプロに」

2025年5月5日(月)14時5分 スポーツニッポン

 ◇高校野球春季大阪大会5回戦 大院大高3—4履正社(2025年5月5日 豊中ローズ)

 春季大阪大会の5回戦が5日に行われ、昨春優勝の大院大高は、履正社に延長10回タイブレークの末に3—4で敗れて8強入りを逃した。

 前年にサヨナラ勝利で制した履正社から2年連続勝利を逃すも、「スーパー1年生」が強豪相手に貴重な経験を積んだ。

 背番号18で最速146キロ右腕の林将輝(1年)がタイブレークの延長10回から3番手として救援。適時打と犠飛で2失点して敗戦投手となるも切れ味鋭い変化球を投じ、「緊張はしなかったです。抑えてやろうと思って投げました」と振り返った。

 北海道出身で、昨年8月のU15W杯では中学日本代表の一員として世界一に貢献した。そして、甲子園常連校を含む10校以上の私立校から入学を勧誘された中、甲子園出場が96年春の1度しかない大院大高への進学を決断した。

 入学直後の今春大阪大会からベンチ入りを果たし、計3試合に登板して経験を積んだ。辻盛英一監督は「直球、スライダー、フォークなどどれを取っても一級品。抜群にいいです。また、野手としてもいい選手」と高い期待を明かした。

 同校では、昨秋ドラフト会議で今坂幸暉がオリックスに育成1位で指名された。先輩の背中を追う林は、「(大阪桐蔭と履正社の)大阪2強を倒してプロに行きたいです」と青写真を描いた。

 ◇林 将輝(はやし・しょうき)2009年(平21)12月17日生まれ、北海道新ひだか町出身の15歳。5歳でみゆきフェニックスで野球を始めて投手と遊撃手。中学では日高リトルシニアに所属し、中3時にU15W杯の中学日本代表として世界一に貢献。大院大高では1年春から背番号18でベンチ入り。1メートル72、65キロ。右投げ右打ち。

スポーツニッポン

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