履正社3年ぶり8強進出 延長で必殺「辻―矢野」二遊間継投「打席の途中でも...」

2025年5月5日(月)17時38分 スポーツニッポン

 ◇高校野球春季大阪大会5回戦 履正社4—3大院大高(2025年5月5日 豊中ローズ)

 春季大阪大会の5回戦が5日に行われ、履正社は昨春優勝の大院大高との5回戦を延長10回タイブレークの末に4—3で制した。

 昨春4回戦でサヨナラ負けを喫した相手に継投策で対抗し、準優勝した22年以来3年ぶりに準々決勝に進んだ。

 1—2の7回から二塁手の辻琉沙(3年)が3番手として救援した。下手投げの投打二刀流が9回までの3回を無失点に抑えて延長戦へ。そして、タイブレークに突入した4—2の延長10回に1点差に迫られ、なおも1死一、二塁で6番の長瀬大来(3年)を2ストライクと追い込んだところで、今度は遊撃手の矢野塁(3年)が4番手として登板。後続を抑えて1点差を死守した。

 1年秋から二遊間のレギュラーを張る辻と矢野は、ともに投手も務める二刀流コンビでもある。主将も務める矢野は「去年負けた相手なので、意識したくなくても意識してしまう相手。自分には決め球があるので、打席の途中でも登板はあるかなと思っていた。秋の近畿大会で初戦負けとなった時点で、夏を見るのではなく春の優勝を目指してやってきた」と頂点を見据えた。

スポーツニッポン

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