大谷翔平 2戦連発10号!MLB今季初「10―10」35戦で到達の昨季1試合上回る年間47発ペース

2025年5月7日(水)9時15分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース—マーリンズ(2025年5月6日 マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席に今季2度目の2戦連発となる今季10号を放った。

 1—2で迎えた6回先頭だった。2番手左腕ベネジアーノの甘く入ったスライダーを完璧に捉えると、右翼上段へ一直線。打球速度109マイル(約175.4キロ)で、飛距離は403フィート(約122.8メートル)の一発だった。さらに1死後にフリーマンが中越えに勝ち越しの8号ソロを放ち、一発攻勢で一気に逆転した。

 自身34試合目で2桁10号に到達。54本塁打を放った昨季は35試合目で到達しており、昨季を1試合上回るペースでの到達となった。本塁打ペースは現時点で47本ペースだ。この日、リーグトップのフィリーズ・シュワバーが12号を放っており、トップと2本差は変わらなかったが、メジャーで今季初めて10本塁打、10盗塁に到達した選手となった。

 前日のマーリンズ戦では2022年サイ・ヤング賞右腕アルカンタラの97.7マイル(約157.2キロ)の直球を完璧に捉え、今季メジャー最速となる打球速度117.9マイル(約189.7キロ)の超速弾を放った。本塁打は3日のブレーブス戦以来、2試合ぶりだった。

 マーリンズの本拠ローンデポ・パークは2023年春のWBCで世界一、さらに昨季、メジャー史上初の「50—50(50本塁打、50盗塁)」の偉業を達成した思い出の地。通算でも5試合で23打数9安打の打率.391、4本塁打、14打点と好相性だ。

 この日の試合前には、デーブ・ロバーツ監督も大谷の打撃の状態が上向いていることに手応えを口にした。「彼が今、自分が望むレベルにはまだ達していないことは分かっていると思います。でも私は、今の彼はとてもいい状態にあると思っています。“打つべきボール”をしっかり見極めて振れているし、打席でのアプローチも非常に良い。以前は、スイング時に体が一塁方向へ流れていた(バランスを崩していた)けれど、今はそのバランスが格段に良くなっています。私は、今の彼が非常に良い打席を重ねていると感じています」と高評価していた。

スポーツニッポン

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