マセラティ、『レヴァンテGTS』を日本初披露。世界初の太平洋上ラウンチ開催

2018年8月23日(木)15時10分 AUTOSPORT web

 トライデント(三叉槍)をブランドの象徴とするイタリアのマセラティは、先の7月にイギリスでワールドプレミアされたSUVモデル『レヴァンテGTS』を、8月19日に日本で初披露した。その発表会場として大型客船上が設定され、世界初となる太平洋上でのラウンチが催された。


 イギリスのグッドウッドで開催された第25回グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの会場で世界初公開となっていた同車初のV8エンジン搭載モデルは、SUVでありながらマセラティの歴史上でもっともパワフルなエンジンのひとつに数えられるほどのパフォーマンスが与えられた。


 フラッグシップのクアトロポルテGTSに搭載されるV8ユニットと同じく90度のバンク角をもつ基本レイアウトを維持しながらも、レヴァンテのQ4インテリジェントAWDシステムに対応するための改良が施され、最高出力550PS/6200rpm、最大トルク730Nm/2500-5000rpmを発生するまでにチューニングが施された。


 その高性能なエンジンに対し、操作性を向上させた新デザインのシフトレバーを採用したZF製8速オートマチックギアボックスを組み合わせ、0-100km/h加速は4.2 秒、最高速度292km/hを達成する、超高性能SUVに仕立てられた。

発表会場として大型客船上が設定され、世界初となる太平洋上でのラウンチが催された
同甲板上では『マセラティ グランカブリオ Sport』も展示された


 その足元を支えるシャシーにも新機軸が採用され、これまでのESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)に加えて、専用チューンとなるサスペンションやボディ剛性に対応した車両統合制御システム(IVC)が搭載されている。


 エレガンスさとスポーティさを追求したと謳われるエクステリアは、前後のバンパー形状を専用とし、インテリアはフルプレミアムレザーのシートを採用。新形状シフトレバーのみならず、専用グラフィックのディスプレイなども備わっている。


 8月18日から4日間にわたり“Maserati Japan Tridente Experience 2018”と題して開催されたラウンチイベントでは、イタリア最大級の船会社MSCクルーズの客船『MSCスプレンディダ』に乗船し、横浜・大黒埠頭から上海までをクルーズ。


 同船の最上階にあるヨットクラブメンバー専用エリアに設けられた会場にて19日、“ニュー レヴァンテ GTS ジャパンプレミア”が開催され、『レヴァンテGTS』がアンベールされた。


 この『レヴァンテGTS』の日本市場導入は2018年秋が予定されており、価格は追ってアナウンスされる予定だ。

船内には特設ショールームが設置され、 ブランドヒストリー紹介の他、マセラティ純正アクセサリーも展示
イタリア最大級の船会社MSCクルーズの客船「MSCスプレンディダ」

マセラティ コールセンター:0120-965-120


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