21歳の“宝石”ガブリ・ベイガがアル・アハリと合意…ナポリ移籍から一転して“衝撃”のサウジ行きへ

2023年8月24日(木)11時32分 サッカーキング

ガブリ・ベイガが“衝撃”のサウジ移籍へ [写真]=Getty Images

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 セルタのU−21スペイン代表MFガブリ・ベイガが、サウジ・プロフェッショナルリーグに所属するアル・アハリへと移籍するようだ。23日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。

 昨シーズンのラ・リーガにおける最大のサプライズとなったのは、生粋のスペイン人インテリオールらしい能力とミドルシュートという飛び道具を兼ね揃えた21歳のMFガブリ・ベイガだった。ガリシア州生まれ、同州の雄でもあるセルタのカンテラーノは、トップチームで初めてフルシーズンを戦い、公式戦40試合に出場し11得点4アシストを記録。今年3月にスペイン紙『アス』が「この(契約解除金)4000万ユーロという数字は、ラ・リーガの革命児を来夏の大バーゲンセールとするものだ」と指摘した通り、今夏の移籍市場ではレアル・マドリードやマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマンなどの欧州ビッグクラブが“セルタの宝石”に目を輝かせていた。

 今月に入ると、ナポリがベイガ獲得に近づいた。セルタは当初から4000万ユーロ(約63億円)の契約解除金満額の支払いを要求していたものの、最終的には3000万ユーロ(約47億円)に、ボーナス600万ユーロ(約9億5000万円)を加えた総額3600万ユーロ(約57億円)でクラブ間合意。残すは個人合意のみで、交渉は比較的スムーズに進展する見込みであることが伝えられていた。

 しかし、ここ数日で間近に迫ったナポリ移籍が暗礁に乗り上げると、23日にサウジ・プロフェッショナルリーグに所属するアル・アハリへの移籍が決定的になったという。ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、クラブ間及び個人間の両方で合意に至ったとのこと。交渉の鍵は、昨シーズンまでザルツブルクを指揮し、今シーズンからアル・アハリを率いるマティアス・ヤイスレ監督だったようだ。

 今夏に行われたU−21EUROにもU−21スペイ代表として出場し、フル代表入りも近いとされていたべイガ。新シーズンはチャンピオンズリーグ出場権を保有するクラブへと移籍するものと思われたが、“青天霹靂”のサウジアラビア行きが決定的となっている。

サッカーキング

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