スーパーGT:ハンデ最大の第6戦オートポリスに44台が集結。GT300の2チームがドライバー変更

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは8月26日、九州のオートポリスで9月7〜8日に開催する第6戦のエントリーリストを発表した。参戦するチームのうち、スーパーGT GT300クラスの2チームがドライバーを変更している。

　全8戦で争われている2019年のスーパーGT。シリーズ全戦に参戦している場合、終盤2戦でウエイトハンデ係数が変わるため、オートポリスでの第6戦が各車とももっとも重いハンデを背負って戦う1戦となる。

　そのため、チャンピオンを争うランキング上位陣は、どれだけポイントの取りこぼしを防げるかが重要。一方、ここまで思うような結果を残せていないチームにとっては上位入賞、そして優勝を掴めるチャンスが大きくなる1戦とも言えるだろう。

　そんな第6戦オートポリスにはスーパーGT GT500クラスが15台、GT300クラスが29台の両クラス合計44台がエントリーしている。

　GT500クラスについては第4戦タイ、第5戦富士500マイルと連勝したWAKO’S LC500が数値上、120kgのハンデを背負う。

　ただし、規則上ウエイトハンデの上限は100kgとされているほか、50kgを超える分は燃料流量リストリクターで調整されるため、WAKO’S LC500が実際に背負うのは50kgのウエイトハンデ＋85.5kg／h径の燃リスだ。

　そのほか、RAYBRIG NSX-GT、MOTUL AUTECH GT-R、KeePer TOM’S LC500、ZENT CERUMO LC500も燃リスによる調整を受ける。

　GT300クラスでは、エヴァRT初号機 X Works GT-RとLEON PYRAMID AMGがドライバーを変更。既報のとおり、LEON SLSはAドライバーだった黒澤治樹が監督を務めることになったため、蒲生尚弥がAドライバー、Bドライバーには菅波冬悟が就く。

　そして、これまでショウン・トンとマーチー・リーのコンビでシリーズを戦ってきたエヴァRT初号機GT-Rでは、長距離レースの第2戦、第5戦で第3ドライバーを務めていた道見真也がトンとコンビを組む。

　ウエイトハンデでは、ARTA NSX GT3が73kgで最重。続いてリアライズ 日産自動車大学校 GT-Rの64kg、K-tunes RC F GT3の60kgと続く。

■2019スーパーGT第6戦オートポリス GT500クラスエントリーリスト

■2019スーパーGT第6戦オートポリス GT300クラスエントリーリスト