ELとCLに続き…エメリ監督、ECL本戦での“イエローサブマリン旋風”へ「すべてを楽しむ」

2022年8月26日(金)17時45分 サッカーキング

ECL本戦に向けて意気込みを示したエメリ監督 [写真]=Getty Images

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 ビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督が、25日に行われたヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・プレーオフセカンドレグ ハイドゥク(クロアチア)戦を振り返った。26日付でスペイン紙『アス』が伝えている。

 18日に行われたECL・プレーオフのファーストレグでハイドゥクと対戦し、4−2で先勝したビジャレアル。迎えたセカンドレグで敵地に乗り込んだビジャレアルは37分、DFアルフォンソ・ペドラサのゴールで先制に成功すると、56分にはMFサムエル・チュクウェゼが追加点を挙げる。試合はこのまま2−0で終了し、2戦合計スコア6−2で勝利したビジャレアルはECL本戦出場を決定させた。

 まず、エメリ監督は「ハイドゥクのような歴史のあるクラブが、ヨーロッパの舞台を去るのは残念なことだ。私たちは、彼らへのリスペクトをもって試合に臨んだ」と語りつつ、「ホームでは失点を許してしまったけど、今日はそれを修正できたね。私たちは真剣勝負に興じ、集中力を高めていた。ピッチ状態や独特な雰囲気、そして彼らの盛り上がりから、勝つためには先制点を奪うことが必要不可欠だったんだ。ホームでのファーストレグよりも、より完成度の高いゲームをすることを心がけていた」とゲームプランを明かした。

 2020−21シーズンにヨーロッパリーグ(EL)王者となり、昨シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)4強入りを達成したビジャレアル。3季連続となる欧州大会出場について、エメリ監督は「ファイナルのことは考えていないよ。これから始まる旅に思いを巡らして、楽しんでいる。ヨーロッパでの素敵な旅を実現させるために、準備をしなければならない」と言及。続けて「過度なプレッシャーを感じたり、自分たちを優勝候補だと慢心してはいけない。すべてを楽しむんだ。確かにカンファレンスリーグは新しいけど、欧州大会のひとつであることに変わりはない。サッカーは、“今”を生きるためにあるからね」と昨シーズンから創設されたECL優勝に向けて、意気込みを示している。

 今夏の移籍市場でMFジオヴァニ・ロ・チェルソやFWホセ・ルイス・モラーレスらを新戦力として迎えたビジャレアル。ELとCLに続いて、ECLでも“イエローサブマリン旋風”を巻き起こすこととなるのだろうか。

サッカーキング

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