マンUのGKヘンダーソン、クリスタル・パレスに加入へ…移籍金は総額約37億円か

　マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンは、クリスタル・パレスへの完全移籍に近づいているようだ。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』や同『アスレティック』などが報じた。

　報道によると、マンチェスター・Uとクリスタル・パレスは、移籍金1500万ポンド（約28億円）＋ボーナス500万ポンド（約9億円）でクラブ間合意に達したようだ。ヘンダーソンはすでにロンドンへ向かっており、現地時間27日にメディカルチェックを受ける予定だという。

　また、マンチェスター・Uはヘンダーソンの代役として、フェネルバフチェに所属するトルコ代表GKアルタイ・バユンドゥルの獲得に動いている模様だ。同選手の移籍金は500万ユーロ（約8億円）になると見込まれている。

　現在26歳のヘンダーソンは、2011年からマンチェスター・Uの下部組織に在籍していた。下部リーグのクラブへの武者修行を繰り返し、2018年夏に期限付き移籍で加入したシェフィールド・ユナイテッドでブレイク。2020年夏にマンチェスター・Uへの復帰を果たした。

　2020−21シーズンはスペイン代表GKダビド・デ・ヘア（※現在無所属）の不調もあり、プレミアリーグで13試合に出場。しかし、21−22シーズンはデ・ヘアが復調し、ヘンダーソンは公式戦3試合の出場にとどまった。

　ヘンダーソンは出場機会を求め、22−23シーズンはノッティンガム・フォレストに期限付き移籍した。昨季前半戦は正GKとして活躍していたが、1月に太ももを負傷して戦線離脱。今夏にレンタル終了でマンチェスター・Uに復帰していた。