批判が集まるヘンダーソンの欧州復帰をクロップ監督が擁護「彼と話はしていないが…」

2024年1月20日(土)13時0分 サッカーキング

リヴァプールを指揮するユルゲン・クロップ監督 「写真」=Getty images

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 リヴァプールを指揮するユルゲン・クロップ監督がアル・イテファクからアヤックスに移籍したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンについてコメントした。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在33歳のヘンダーソンは、2011年にリヴァプールへ移籍。公式戦492試合に出場し、同クラブの様々なタイトル獲得に貢献した。昨年夏にジェラード監督率いるサウジアラビアのアル・イテファクと3年契約を結んだが、現行契約を解消し、フリーでアヤックスに加入することが公式発表された。

 21日に行われるプレミアリーグ第21節ボーンマス戦に向けた会見に出席したクロップ監督は、ヘンダーソンのアヤックスへの移籍についての是非について問われたものの、「彼と直接話してはいないが、彼は幸せそうに見える。それが最も重要なことだ」と切り返し、“愛弟子”への愛を感じさせた。

 さらに、「(サウジアラビアへの移籍は)100パーセント興味深い経験だった。(アル・イテファクに移籍する前に)彼と話したけど、フットボールに関する99パーセントは問題なかった。これは何かの始まりであり、将来開発すべきことがたくさんあったが、彼は決して批判的ではなかった。だけど、彼は自分と家族のためにヨーロッパに戻った方が良いと考えた。アヤックスはセンセーショナルなクラブだ」と、ヘンダーソンとのリヴァプール退団前の会話を明かし、同選手がサウジアラビアに対して批判的でなかったことを強調した。

 批判的な意見が多くなっている状況に対しては、「多くの人々はヘンド(ヘンダーソン)の移籍に対して非常に批判的だ。前回も今回もそうだ。私には、なぜそのように人々が判断するのか分からないね。人生は一度きりであり、決断を下さなければならない。その決断が完璧であることもあれば、決断した後に気分が変わることもある」と、コメント。移籍する度に批判をする人々に疑問を呈しながら、ヘンダーソンを擁護する姿勢を示した。

サッカーキング

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