レアルから関心のグリマルドが噂を歓迎「プレーする機会があれば…」

　バイヤー・レバークーゼンに所属するスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドは、抜群のキック精度や卓越したボールコントロールを武器に昨季はクラブのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献。今季もブンデスリーガ32試合で2ゴール7アシストを記録した。

　そのグリマルドには今季限りでレバークーゼン退任を明言し、シャビ・アロンソ氏の招へいが決定的となっているレアル・マドリード（スペイン1部）が関心を示していると報じられている。そのなかで、バルセロナ（スペイン1部）下部組織出身の同選手はマドリードからの関心について「レアル・マドリードの獲得候補に僕の名前が？」と述べると、強豪クラブからの関心を歓迎した。

　「正直にいってとても嬉しいと。やる気の源だよ。マドリードのようなチームが…。僕が世界最大のチームに加われるレベルにあるとみんなが思ってくれることがとても嬉しいんだ。それが、僕の仕事であり、野心なんだ。それが僕の強みだ。バイヤー・レバークーゼンはとても強いチームだけど、僕の考えや夢はスペインに戻ることなんだ」

　「僕が望んでいるのは世界最高のチームでプレーすることなんだ。世界最高のチームでプレーする機会があれば、それを掴みたいんだ。それが僕の望み。12歳でバルセロナに移籍して以来、そのために戦ってきたことなんだ」

　なお、今夏に左サイドバックの補強を目指しているマドリードの本命はベンフィカ（ポルトガル1部）に所属するU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラスだとされている。すでに選手本人と個人合意に至ったとみられており、獲得間近との報道も噴出している。